販売商品 product

品番:X-1493

価格:売却済

九谷焼皿

この九谷焼は、明治時代の終わりから昭和にかけて作られた作品で、数作られた庶民の器だったと思われます。
この逸品は時代も新しく、色や作品の裏には九谷焼と書かれておりますが、完全に後作りの作品で、簡単な観賞用に作られた作品です。
保存状態の良い逸品ですが、貴重な作品では無く、買取価格も安くなります。

九谷焼は古九谷から始まりますが、最近では伊万里で焼かれていたと説も有り、文化4年頃から始められた再興九谷、青木木米を招き金沢の春日山窯を開いたのが、九谷焼の始まりとしますと、その後、九谷焼の著名な作家九谷庄三、文化13年頃から活躍。
彩色金欄手を確立し、九谷焼は主要な輸出品となり、欧米で人気を集めて、輸出される九谷焼の庄三風と呼ばれる 画風 が人気でした。
ウィーン 万国博覧会 などの 博覧会 に出品されると同時に西洋の技法も取り入れ、型押しの技術が九谷焼にも使われ、獅子をはじめとする置物の製作が盛んとなり、大正時代になると型が石膏で作られるようになり量産化が進みました。
その後、現在のような歴史を経て陶芸家が育成さました。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

茶道具出張買取依頼を頂き、中川浄益の作品や抹茶道具、また煎茶道具をお譲り頂きました。

写真17枚あります。くわしくはこちら 十一代 中川浄益の建水です。シンプルな建水ですが、中川浄益の 伝承 された昔の職人技が冴える作品で買取しました。単純な模様ですが正確な彫金 技法 の彫りが 冴える 逸品 で買取ました。さすが中川浄益の作品で、小品ですが味わいのある 職人技 の風格が見られる作品です。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品の建水で、共箱です。中国茶も日本の煎茶も同じような道具を使います。 中川 浄益について 千家十職 の一つ、金物師の中川家当主が代々 襲名 する名称。元々は越後国で 甲冑・鎧を作っていたが、二代目浄益以降の当主は浄益という名を継いでいおり、2008年に十一代浄益が没した後は空席のままです。錺師(かざりし)とも言われ、金工の精巧な 茶道具 を得意とし、優れた金工の技術を継承してきました。