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品番:X-1632

価格:売却済

大樋焼 鳥 香合

大樋焼の鳥の 香合 ですが、作風 が面白く、明治時代ごろに作られた逸品らしく、おおらかな昔の 職人技 がうかがえるの作品です。
箱はありませんが 保存状態 も良く、傷んでいるところはありません。
最近では香合も抹茶道具としてだけではなく、煎茶道具、中国茶にもお道具として使われているようです。
大樋焼は楽焼で、抹茶道具の 茶碗 が人気の焼き物です。
やはり昔の作品は小品でも、人の温かさや、安らぎを覚える作品があり、愛好家 のお客様も多くおられます。

大樋焼 の説明をさせて頂きます。
寛文六年(1666年)加賀藩主五代・前田綱紀候は京都より仙叟宗室(裏千家 四代)を茶道普及の為に金沢へ招きました。
その際、楽家4代一入に 師事 し、最高弟であった陶工・土師長左衛門が京都より同道し、楽焼 唯一の脇窯として金沢独特のものにしました。
金沢郊外・大樋村(現大樋町)などの粘土によって、茶盌などを制作したことで大樋焼と称されるようになりました。
長左衛門は金沢に残り、三百五十年以上継承されてきた大樋焼の礎となりました。当代は十一代 大樋長左衛門(年雄)です。

大樋焼は、ロクロを使わない手びねりとヘラで、ひとつひとつ作られた楽焼です。
軽くて口当たりが柔らかで、保温に富み雪国にふさわしい暖かい味わいが特徴で、茶の湯では広く好まれました。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

抹茶道具や煎茶道具の茶道具宅配買取依頼を頂き、裏千家の書付が付いた棗や香合など数点お譲り頂きました。

写真21枚あります。くわしくはこちら 時代は昭和初期頃の大棗です。材質は木製で、梨地 や蒔絵が丁寧に施され、現在ではなかなか見られない昔の 職人技 が素晴らしい逸品で買取ました。柳に桜の 図柄 が昔の職人技ならではの技法で、優雅で 細密 な 蒔絵 が施されておます。内側や底部には 非常に丁寧に梨地 が施され、たいへん優美で上品な 棗 で買取しました。代々 伝承 されてきた日本の職人技の 技法 が冴える素晴らしい茶道具です。裏千家 十五代 家元 鵬雲斎宗匠の 書付 が付いております。綺麗な共箱が付いており、大切に使われてきた作品です。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品のような綺麗な状態です。 お茶会の道具について説明します。 茶の湯 のお茶会では、始まる前に床の間に 共箱 を飾り、今日はこの作品でお 茶会 を始めますと紹介されます。そしてそれらの共箱や識箱は、床の間等々で、飾りつけされお披露目されますので、共箱や識箱、また宗匠や家元の書付のある箱は、綺麗な状態が良く、汚れていると使えない場合があります。やはり 保存状態 が大切で、茶道具 の共箱や書付のある箱は、大切に扱付て下さい。当然売却価格も大きく変わってきますので、気を付けて保存してください。