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品番:X-1653

価格:売却済

永楽善五郎 振出

非常に綺麗な瓢箪の振り出しです。
保存状態 も良く、未使用品の 逸品 と言って良い作品です。
作品のジカンも綺麗で、織部焼独自の昔の 職人技伝承 された逸品です。
共箱 も付いており、大切に使用されてきた 茶道具 です。

織部焼(おりべやき)とは、安土桃山時代末期、岐阜県土岐市付近で始まり、江戸時代を通じて愛知県瀬戸市一帯で焼かれた瀬戸焼の一種。
茶人古田織部の指導によって創始されたといわれております。

この作品は永楽善五郎(即全)の逸品で、ご覧のように状態の良い振り出しです。
永楽即全は千家十職のひとつ十六代永楽善五郎として染付、色絵金襴手交趾、祥瑞などの作品を作陶しました。

1935年に十五代永楽善五郎(永楽正全)の長男として京都に生まれます。
父の跡を継ぐべく作陶の技術を修練するため京都市立美術工芸学校の図案科に入学し研鑽に励みます。
しかし在学中に父・十五代永楽善五郎(永楽正全)が急逝し、1935年18歳の若さで十六代永楽善五郎を 襲名 されました。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。