販売商品 product

価格:売却済

印籠 蒔絵 販売・唐子図

印籠 横幅約 5.7cm 縦約 7.2cm 厚み約 2.2cm
緒締め 直径約 1.8cm 高さ約 1.2cm
根付 直径約 4cm 厚み約 1.5cm

印籠 は江戸時代から明治時代にかけての作品で、材質は木製です。
可愛らしい 唐子蒔絵で描かれており、所々に螺鈿細工が施されております。
さすが昔の 職人技 と思わせる 細密 な 蒔絵 で、丁寧に作られております。
印籠の内部も非常に状態の良い品物です。

饅頭根付は、珍しいイッカク獣の角で出来ております。
非常に丁寧に菊の彫金細工が施された 金工細工 の鏡蓋が付いております。
写真29 のように、鏡蓋の裏側に「寿玉」と が入っており、昔の 職人技 が冴える逸品ですが、作者についてはよく分かりません。

緒締めは写真31のように、銀と 赤銅 で右半分と左半分が分かれて作られており、小品ですが昔の 職人技 ならではのセンスが光る逸品で、現在では見られない名品です。

採光の加減で白く光っておりますが、ヒビ割れ等無く、非常に状態の良い品物です。
紐は近年に取り替えられたものです。

  • 10

  • 11

  • 12

  • 13

  • 14

  • 15

  • 16

  • 17

  • 18

  • 19

  • 20

  • 21

  • 22

  • 23

  • 24

  • 25

  • 26

  • 27

  • 28

  • 29

  • 30

  • 31

  • 32

  • 33

  • 34

  • 35

  • 36

  • 37

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

面白い仏画の骨董品売却依頼を頂き、掛け軸や中国美術の仏画を出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら このような作品は、日本ではチベットの仏画などの話をさせて頂いている事が多くありますが、この時代には大乗仏教や小乗仏教があり、このような 仏教美術 の仏画も残されております。このような仏画で昔の日本の時代では、もちろん平安時代以前の仏画ですが、この作品も本歌の作品にしては、色合いもしっかり残っており、やはりのちの時代に描かれた 逸品 だと思われますが、買取させて頂きました。このような 保存状態 の悪い作品でも、仏画 は本来の時代でなく、日本の江戸時代や明治時代の仏画の骨董品でも、中国の人々には人気があり買取させて頂きます。 タンカについて少し説明させて頂きます。タンカはチベット仏教の仏画の 掛軸 の総称である。主にチベットで作られたものを指すが、チベット仏教を信仰するモンゴルや中国でも製作されています。ネパールの掛軸は通常ポーバーと呼ばれるが、タンカと呼ばれることもあります。初期のタンカは大きさ、形状、画題などが確立されていないが、時代が下るに従って形式が定まってきています。典型的なのは綿布を白土で塗りつぶして表面を平滑にし、顔料で絵を描き、絹の表装(下地)に縫い付けたものです。 タンカは元々、仏教の僧が村々を回って仏教教義や釈迦の伝記などを解説するために作られ、持ち運びが便利なように掛軸にされました。チベット絵画はタンカの他に、壁画や砂曼荼羅の形でも描かれています。その 作風 は、8世紀から17世紀頃までは「ベンガル・ネパール方式」と「カシミール様式(グゲ様式)」に、18世紀以降は「中央アジア様式」と「中国・カム様式」に分けられ、ダライ・ラマ6世以降は中国の影響を大きく受けています。