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品番:X-1835

価格:売却済

掛軸 大徳寺 書

この茶掛けの掛け軸は、大徳寺 508世 中村戒仙の作品で、高僧の書画として大切に保存されて 伝承 されてきた名品です。
このような一行書は殆どが、昔の古裂が使われ、茶の湯 では貴重な茶道具として 愛玩 されてきました。
中村戒仙も文人画水墨画も描いておりますが、やなり 茶掛け の禅語の掛軸が茶道具にも好んで使われ人気です。
俗姓:中村戒仙は明治時代に生まれられた徳禅寺・聚光院の僧で、 を望待居・直入軒・雪山とも言います。
聚光院は千利休が開祖・笑嶺和尚に参禅したことから利休の墓をはじめ、三千家(表千家裏千家・武者小路千家)歴代の墓所となっています。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。