販売商品 product

品番:X-1846

価格:売却済

金工作品の箱

材質は鉄で出来ております。時代は明治時代から昭和初期頃のものだと思われます。ご覧のように、面白い象嵌細工が施されており、綺麗な象嵌が素晴らしい作品です。鉄地に 象嵌細工 が施されており、鉄地は硬くて難しく、貴重な昔の 金工作品 です。採光の加減で白く光っておりますが、傷みも無く、保存状態 の良い作品です。このような鉄地の金工作品は 茶道具骨董品 にも見られますが、貴重な日本の骨董品で高価買取させて頂けます。

煙草入れとは喫煙用具で、喫煙の風習は江戸時代の初めからはじまりましたが、各自がタバコ入れを所持して一服つける風習はかなり後になってからのようで、喫煙者の増加につれて携帯用のこの袋物を発達させました。元禄時代(1688‐1704)の絵画にはたばこ盆の絵は多いですが、タバコ入れの絵はまだ少なかった頃です。このころのタバコ入れの材料としては、タバコのしけることをおそれて紙製のものが多く、奉書紙や油紙が用いられました。形は紙を二つ折りにした叺(かます)形、さらに三つ折りにした後世の袂(たもと)落し類が多くあります。

 

 

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

茶道具出張買取依頼を頂き、中川浄益の作品や抹茶道具、また煎茶道具をお譲り頂きました。

写真17枚あります。くわしくはこちら 十一代 中川浄益の建水です。シンプルな建水ですが、中川浄益の 伝承 された昔の職人技が冴える作品で買取しました。単純な模様ですが正確な彫金 技法 の彫りが 冴える 逸品 で買取ました。さすが中川浄益の作品で、小品ですが味わいのある 職人技 の風格が見られる作品です。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品の建水で、共箱です。中国茶も日本の煎茶も同じような道具を使います。 中川 浄益について 千家十職 の一つ、金物師の中川家当主が代々 襲名 する名称。元々は越後国で 甲冑・鎧を作っていたが、二代目浄益以降の当主は浄益という名を継いでいおり、2008年に十一代浄益が没した後は空席のままです。錺師(かざりし)とも言われ、金工の精巧な 茶道具 を得意とし、優れた金工の技術を継承してきました。