銀蝋
銀蝋 ( ぎんろう )
銀と真鍮の合金で、蝋付けの蝋材に用います。銀10に対して真鍮7の割合のものを七分蝋、真鍮5のものを五分蝋といい、ほかに三分蝋、二分蝋、一分蝋、五厘蝋などがあります。
真鍮の量が多いほど硬く接着しますが、流れは悪くなります。
昔の日本古来の彫金細工の技術で、日本の金工作品が世界でも人気があるのは、このような一つ一つの手仕事の素晴らしさを感じているからでしょう。
金工作品の技術は日本の大切な文化遺産で刀装具や刀の職人が支えてきた日本の職人技です。
銀蝋や彫金細工や象嵌細工の技術を長年をかけて学び、一人前の金工作家になり、独立できるのです。
現在では、このような細かな細工を継承出来る技術者は少なく、日本の伝統技術を伝える事も最近では出来なくなりました。
一般の説明とは違い骨董品業界の場合は、特殊な言い方や表現があり戸惑われる方もおられますが、昔からの習慣や慣例に基づき続いている古い業界なので、大きく物事をとらえて頂き、骨董品や茶道具を連想して考えて頂ければ、と思います。
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- 『和楽』7月号 樋口可南子さんがお店へ!!
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- NHK『美の壺』(4月24日放送)
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- 『骨董古美術の愉しみ方』(4月16日発行)
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京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。
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