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沈金

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沈金 ( ちんきん )

花塗した面に模様を線彫りし、そこに金箔を付着させて金線の文様を表わしたもの。
中国では宋代より盛んに行なわれて鎗金と称され、日本では輪島産のものが有名です。
普通の蒔絵と違い、柔らかい感じが出る技法で、沈んだ蒔絵が素晴らしい技法です。

中国美術品は江戸時代や明治時代、また昭和初期に結構日本にも入ってきており、特に茶湯の世界の人々が、唐物や古渡り、と言って大切にされてきた歴史もあり、日本にも中国美術品が多く眠っています。
中国美術品を簡単に大別しますと、陶磁器の青磁にみられるように、時代や産地により大別されておりますが、もう一つ大きな大別方法がとられています。
官で作られた品物(その時代、その時代の王室で作られた品物)を官窯や官製と言い、非常に効果に取引されております。
日本で言いますと、鍋島の陶磁器です。
寸分の違いのなく非常に細密で、丁寧に作られ、色合いも豊かで、少しの失敗作もゆるされず、そのような品物は廃棄処分されました。
やはり王室が作られた品物で、数は少なく、偽物も多く出回っております。
作品の裏側に書かれたり、押されたり、彫られたりした年号の文字も、寸分の狂いもなく、整って美しく作られています。
その種類は、書、彫刻陶磁器、絵画、等々いろいろな作品が残されております。
また、反対には、民用と言って民間で作られ、一般の人々が使っていた品物があります、これらの品物は、特別高価に取引されている品物はありません。

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
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  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
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販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

先代が印籠のコレクターのお客様より、骨董品宅配買取を頂き、数点の蒔絵の印籠をお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら この作品は江戸時代の 印籠 で、材質は木製です。昭和初期頃の作品ですが日本に 伝承 されている漆芸が綺麗な作品で買取させて頂きました。可愛らしい 蜻蛉や蝶々が蒔絵で描かれており、面白い 図柄 の印籠で買取しました。現代作家の作品ですがさすがと思わせる丁寧な 蒔絵 が施されており、印籠の内部も非常に保存状態の良い 骨董品 です。採光の加減で白く光っておりますが、内部も傷んでいる所は無く、非常に 保存状態 の良い品物です。紐は近年に取り替えられたものです。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 歴史と印籠について説明します。 印籠の初期の作品は、主に 竹籠 で作られており、一段目に印鑑を入れて、二段目には朱肉をいれて使っていました。その後、木製で 漆器 の作品やその上に蒔絵が描かれ、これらが主流になります。江戸時代の頃には、武士、町人など人々にとって、なくてはならない必需品の日常道具として使われました。普段着が着物の当時では煙草入れやトンコツと同じような感覚で使われていました。江戸時代も後期になるとこのような実用面だけでなく、粋な人々には嗜好品や 美術品 として人気をはくしておりました。お金をかけた工芸細工の印籠もでまわり、その価値は骨董品として扱われるようになりました。お洒落に敏感な人はいくつもの印籠を持って自慢していたようです。

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地