小笠原流

小笠原流

1190年、小笠原流の遠祖である遠光氏が鎌倉幕府の初代将軍源頼朝に仕え、公達の誕生儀式を行ったのが始まりと言われています。以来、その礼儀作法を今日に伝えています。足利時代の末期には伊勢家がつかさどっていた内向の礼法をも吸収し、江戸時代に入って武士中心の封建社会の中で、儀式、式典尊重の形式内容が確立されていきました。江戸時代には、小笠原流といえば礼儀作法の代表語のようになるなど、一切の他流の礼法を支配したようです。

現在、小笠原流煎茶道は、芦屋市を拠点に全国に8総支部、9地区63支部あり、アメリカや中国など海外にも支部があります。小笠原流煎茶道の基本理念は‘‘ 和敬清閑 ’’。和を悟り、尊敬と信頼を深め、常に公平で、誠意に満ちた清い心と、肉体的、精神的にもゆとりを持つことという、道としての教えを持っています。煎茶道は、この小笠原流を基礎として成り立った方式と言われています。

そもそも煎茶道は江戸時代の中期から末期にかけて、中国から 伝来 しました。主に文人・墨客の間で盛んになり、その後一般民衆の間に 愛好家 が増え、広まっていきました。煎茶と共に多くの茶器や道具が中国から渡来してきました。最初の頃は、中国から渡って来た道具をそのまま使用していました。彫金細工象嵌細工が施された 煎茶道具 や 金襴手 の古陶器や 朱泥 の急須など、昔に輸入された唐物や細工の良い煎茶道具は当時 茶の湯 を愛好する人達にもてはやされました。その後、日本でも煎茶の風習が花開き、日本独自 の道具も作られるようになりました。中国から伝わった文化ですが、 花鳥風月 を愛でる日本人の気質にあい、 伝統文化 として見事に定着しました。日本の伝統技術である 象嵌細工 を施した金工作品などは 愛好家 に人気があります。 この他にも青磁の 香炉 や蒔絵が施された 香合 など、日本独自の技法を駆使した優れた煎茶道具も多く作られました。

煎茶道具は種類も多く、同じ道具でも宗派によって異なった呼び方をされることも度々あります。また同じ道具でも、流派によっては、使う場合と使わない場合があったりもします。特定の流派だけで使用される道具もあります。煎茶道で使用される主な道具には以下のようなものがあります。急須 、茶碗茶托、湯冷まし、 涼炉 もしくは瓶掛、茶壺、 茶入 、灰炉、火炉、如意 、建水、ボーフラ・湯罐、茶合、水注など様々なものがあります。

 

 

 

 

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日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
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京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

寄せ集めの鎧兜ですが骨董品売却依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら この 鎧兜 は、江戸時代から明治時代初期頃に作られた 逸品 です。胴丸や腹巻も寄せ集めで、買い求められた時から使用されていた部品ではないと思われますが買取しました。長年時代を経てきた味わいがあり、それぞれの部品は 保存状態 の良い逸品ですが寄せ集めで価格的には安い品物ですが買取しました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のような 逸品 です。この作品は販売はしていませんがこのような鎧兜は日本の大切な骨董品なので参考に紹介します。 鎧兜の説明を少ししますと、甲冑(鎧兜)とは、甲(鎧:よろい)及び冑(兜:かぶと)のことで、胴体部分を守る鎧と、頭部を守る兜からなる防具です。江戸時代に入り、天下泰平の世の中になると、甲冑(鎧兜)は、武士の威風を示すための道具になります。実戦での使用がなくなったことで、甲冑(鎧兜)には様々な装飾が施されるように。そして、幕末から明治維新の時期においては、武器の進化に追いついていくことができなかった日本式甲冑は、防具としての役割を終えました。このような日本の 金工作品 の歴史を辿る品物なので紹介しました。

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