買取実績 buy

骨董品売却依頼を頂き、岡山県倉敷市まで出張して芝山蒔絵の香炉をお譲り頂きました。

売却例の説明

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横幅約 12cm 奥行約 10.5cm 高さ約 17.5cm

「お爺さんが所有している 骨董品茶道具 を、お爺さんも高齢なので、私が代理で売却をお願いしました。」とお電話を頂き岡山県の瀬戸大橋の麓まで出張させて頂く事になりました。高速道路網も整備され、簡単に他府県まで行けるようになり、最近では出張買取が増えてきております。骨董品の取引は大きなお金の動く仕事なので、お年寄りの場合は今回の様に代理か、もしくは一緒に若い方に付き添い頂き、間違いのないように後日でも納得頂ける方法が一番で、当店ではこのように心がけております。面白い芝山蒔絵の 香炉 を今回お引き取りさせて頂いたので紹介します。

時代は明治時代から大正時代にかけてのものだと思われます。材質は木地に漆が施されており、珊瑚 や螺鈿を用いた、非常に 繊細 な芝山蒔絵で、昔の 職人技 が生かされた 逸品 です。 はありませんが、この時代を代表する素晴らしい芝山蒔絵で、現在の作家では作れない 伝承 された昔の 職人技 が光る 逸品 です。摘みの鳥は 七宝焼 で出来ております。これだけの高度な 技巧 が施された芝山蒔絵の作品は滅多に無く、貴重な 名品 で、存在感と迫力があります。合わせ箱が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。このような芝山 蒔絵 の 香炉、買取りさせて頂きます。

香炉をお譲り頂きましたので、香炉の説明をさせて頂きます。床飾り、書院飾りに香炉が使われ、部屋を清めるために香を焚くことがあります。線香立ては、線香を立てる為のもの、線香筒 は線香の入れ物です。ここでは、宗教上の香炉の話ではありません。一般的に聞香用として販売されている香炉で、香道用の香炉も香炉灰が必要です。また、聞香に用いる香炉を聞香炉と言いますが、左手に乗せた聞香炉に右手を被せるようにして行うので、小ぶりの 陶磁器 製が使われることが多くあります。香炉は 伝統 的なデザインを踏襲している品物が多くあり、古美術骨董の世界では 金工細工 が施された金属製の香炉や、唐物青磁白磁 の陶磁器などの高価な骨董品までいろいろあります。最近では自由な発想で手軽に使用されている場合が多くあるようです。

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