買取実績 buy

地方のお客様ですが、骨董品売却依頼で素晴らしい蒔絵の硯箱を宅配でお譲り頂きました。

写真が30枚あります。くわしくはこちら

先に品物を紹介させて頂きます。時代は明治時代頃の作品です。非常に素晴らしい蒔絵が描かれており、伝承 された 蒔絵 の技法が冴える貴重な作品で、これだけの 逸品 はなかなか見られません。日本古来 の蒔絵の技術や 構図 で作られた逸品で、昔ながらの 日本独自 の職人技が光る 名品 です。蓋の表の部分にも丁寧な素晴らしい蒔絵が施されていますが、蓋の裏の部分にも負けじと素晴らしい蒔絵が描かれています。硯箱の底蓋を外しても、その下にも蒔絵が施されており、最近では見ることのない名品です。また水注は銀で作られた 金工作品 で、丁寧な 彫金細工象嵌細工が施されております。付属の筆は、梨地 の蒔絵が施され、絢爛豪華な蒔絵の 硯箱一式です。採光の加減で白く光っておりますが、傷等無くご覧のように 保存状態 の良い品物で、これだけ素晴らしい逸品は特別高価買取させて頂きます。昔の 職人技 が素晴らしい 茶道具骨董品 は、高価買取させて頂きます。

この 硯箱 は平蒔絵や研ぎ出し蒔絵で作られておりますが、他にも高蒔絵と言う蒔絵の方法があり、少し説明させて頂きます。高蒔絵 とは、文字の通り高く盛り上がった蒔絵のことを言います。高く盛り上げる 技法 にはいくつかあり、上塗りを施し乾燥させた器の蒔絵の部分に漆を厚めに塗り盛り上げる漆上げがあります。炭の粉を混ぜるものを炭粉上高蒔絵と言い、錫の粉を混ぜるものを錫上高蒔絵と言います。水練りした砥粉に生漆を混ぜた錆漆で盛り上げる錆上げ技法もあります。一般的に使われる商品には漆上げされたものが多く販売されています。博物館や美術館に展示される 美術品 には炭粉上げ技法や焼錫粉上げ技法があり、また錆上げされたものが見られます。

当地の祇園の街は、昔から「一見さんお断り」で有名な街で、日本はもとより世界各国の 著名 人が集う街です。古美術やかたは、そんな祇園の中心の祇園骨董街に位置する 老舗 骨董店です。