買取実績 buy

骨董品出張買取で金工作品の煎茶道具や純銀製品の数々をお譲り頂きました。

写真が25枚あります。くわしくはこちら

材質は純銀です。煎茶道具竹影堂栄真の急須で、大正時代頃のものです。端正に整った形で、しっかりとした作りで 重量感 の ある 金工作品 の急須の 逸品 です。シンプルな小品ですが、さすが竹影堂栄真と思わせる丁寧な昔の 職人技 がうかがえる急須で買取させて頂きました。また、上品な 打ち出し 模様の細工が作品全体に施されており、全体には落ち着いた薄い紫の色付けが施されております。作品の底部には、写真16のように作者の 刻印 があります。共箱 で、共布が付いております。競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より買取した品で業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、さすが、最近では滅多に見られない貴重な 骨董品 です。

竹影堂栄真について説明します。寛政年代から200年以上続く、京都の錺(かざり)職の家柄、錺匠。
初代が 刀装具小柄 などの小道具を手がけ、以降、錺金具や各種道具など 美術工芸品 製作を家業とするようになる。その精緻な技術が高く評価され、4代竹次郎のとき、有栖川宮より「竹影堂 榮眞」の を下賜され、以後代々が 襲名 を続けており、当代は7代目にあたる。鍛金彫金細工 などの 伝統 的な 技法 を主に用いて、金、銀、銅、赤銅 などで 茶道具香道具、仏具から襖の引き手、掛軸 の軸先に至るまで多様なものを制作する。