買取実績 buy

骨董品売却依頼で、北海道旭川市よりメールを頂き甲冑一式の鎧兜をお譲り頂きました。

売却例の説明

写真が8枚あります。くわしくはこちら

殆どの品物は先代が処分して何も無いと思っていましたが、押し入れの奥から先々代が大切にしていた 鎧兜 が出てきて、何処に処分しようと考えていましたが、インターネットでホームページを見て同じ様な 甲冑 を販売しておられるので、一度見て頂きたいと思われお電話を頂き、後日メールに写真を添付してお送り頂きました。遠く北海道旭川市よりお送り頂いた鎧兜です。茶道具 も一緒にお譲り頂きましたが、茶道具は後日紹介させて頂きます。お電話でお話させて頂き、引き取り価格を決定して宅配で品物をお譲り頂きました。このように遠くのお客様は宅配で買取させて頂く事が多くあり、宅配の送料は当店で支払いしておりますので、送料無料です。

この鎧兜は面白い作品ですが、彫金細工が少し荒く施されており、象嵌細工も少なく、名品 と言われるような 逸品 ではないと思われます。特に兜は鉄で出来ている作品が高価に買取させて頂けるので、この作品は 漆芸 が施された兜ですが、鉄ではなく高価な品物ではありません。

鎧兜は当初時代ごとの流行があり、平安時代から続いた徒歩での戦いから、馬と弓を使った騎馬戦に戦いは変化して行き甲冑も姿を変えて大鎧が登場します。その頃の 兜 は星兜が主流だったと言われています。鎌倉時代になると染色技術が発達し、色彩豊かな兜が出来、飾りつけも小さくなりました。
また兜の吹き替えし部分に魔除けの色でもあった赤色を使ったのも当時の 甲冑 にみられます。鎌倉時代末期になると彫金技術が発達して豪華な金物を配した美術工芸的な甲冑が造られるようになります。甲冑に使われた金物を削って文様を作り、それらに金メッキを施しきらびやかな甲冑が出来ました。動きやすい 胴丸 が出来、その後戦国時代に登場する当世具足はこの胴丸から進化したものと言われています。その後、彫金細工象嵌細工 の発達で江戸時代の変わり兜や豪華な甲冑が生まれました。

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