買取実績 buy

骨董品売却依頼で、神坂雪佳の掛軸を愛媛県新居浜市のお客様にお送り頂きました。

売却例の説明

ご高齢の女性のお客様でしたが、家の整理をされていて、一度見てもらいたいとのことでLINEでお写真を送り頂きました。数点の品物の写真をお送り頂きましたが、当店では引き取り出来ない品物もあり、詳しく説明させて頂きました。その内の一点だけの品物をお引き取り価格を決定して、愛媛県の昔の別子銅山跡の近くのご自宅より宅配でお送り頂きました。また、同じような 掛軸 をホームページで販売しており参考にして買取価格を決定させて頂きました。

大きさ約108×42cmの 絹本 に描かれた神坂雪佳の掛軸で、共箱 が付いております。神坂雪佳独自の世界が表現された素晴らしい作品で、平安時代の貴族の日常が描かれています。岩絵具を用い、余白を生かしたシンプルな 図柄 ですが、大和絵伝承 された 技法 が見られます。シミや折れも無く、非常に 保存状態 の良い掛け軸です。神坂雪佳は、明治時代から昭和時代に活躍した日本 画家 です。琳派伝統 を踏まえた装飾美を追求して雪佳独自の 作風 を確立し、「昭和の琳派画家」と評されました。晩年 の大胆な構図やユニークでモダンな琳派風の作品は、海外の愛好家にも大変人気があり、高価買取させて頂きます。

琳派(りんぱ)とは、桃山時代後期に興り近代まで活躍した 技法 で、昭和初期頃まで 伝承 されてきました。同傾向の表現手法を用いる造形芸術上の流派、または美術家・工芸家らやその作品を指す名称を示しますが、それぞれの時代や作家の 画風 により独自の琳派を形成されていきました。元々は 本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、尾形光琳・乾山兄弟によって発展、酒井抱一・鈴木其一が江戸に定着させた技法の事を言います。(No.30)

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