販売商品 product

品番:X-2144

価格:売却済

茶碗

この唐津焼は、本来の古唐津までは時代が古くありませんが、形も面白く、古唐津の味わいがある 逸品 です。
保存状態 も良く、茶の湯 では愛好家のお客様に好まれる逸品です。
絵唐津ならではの落ち着きのある 図柄 の模様が施され、さすがと思わせる伝承された唐津焼の昔の 職人技 が見られる逸品です。
この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。
直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。

絵唐津 ( えがらつ )の説明を少しさせて頂きます。
唐津焼は、16世紀の末に、朝鮮から渡来した陶工たちが、肥前の国(現在の滋賀県岸岳山麓唐津市)に を開いたことに始まります。
それまで日本になかった蹴 轆轤登り窯 を導入し、全く新しい焼き物を作り上げました。
絵唐津は、日本で最初に 絵付 けを施した焼き物です。
釉下に鉄絵具(鉄砂)で自在に描いた文様は、禅画のごときおおらかさがあり、見飽きることがない味わいがあります。
絵柄 は草花が多く、茶碗、鉢 などいろいろな器があります。
桃山時代から江戸初期のものが珍重されています。シンプルですが大胆な筆致が魅力的で、現在でも人気があります。
元々唐津焼は、素朴な味がある陶芸作品で、陶芸愛好家 の中でも人気がありますが、中でも絵唐津には下絵が描かれているので、面白い作品が多く人気があります。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。