唐津焼　高価買取いたします

絵唐津茶碗

室町時代末から桃山時代にかけて、唐津市を中心に佐賀県一帯で生産された古陶器です。登り窯 や、蹴ロクロ、釉薬 技法など、朝鮮渡来の技術の導入によって 作風 や種類も豊かになり、全国的に広まりました。「一井戸、二萩、三唐津」という茶碗の格付けがあるように、楽焼、萩焼とともに 茶の湯 の名品 として多くの茶人に愛され、江戸時代には唐津藩の 御用窯 となりました。日本を代表する焼物となり、西日本では焼物のことを「からつもの」と呼ぶほどまでに有名になりました。唐津焼は煎茶道具や抹茶道具の世界でも 重宝 されています。朝鮮陶器の影響が強く、素朴で力強い作品が多いのが特徴です。模様のない無地物、鉄黒で模様を描いた 絵唐津、白い長石釉をかけた朝鮮唐津、へらで文様を彫り込んだ彫唐津などがあります。

日本は大陸に近い国ですので 古い時代 から、中国や朝鮮との 交易 や貿易が盛んでした。多くの 伝世品 や中国美術の 唐物 などが 伝来 し、時の権力者や 豪商 たちに 愛玩 され、珍重された 逸品 も数多くあります。

美術品や骨董品、そして唐津焼買取させて頂きます。

朝鮮唐津 水指

一旦は藩の庇護を失い、伊万里焼の本場、有田磁器に押されて衰退しましたが、人間国宝 の中里無庵が古唐津の技法を復活させ、勢いを取り戻しました。現在では、古陶器の唐津焼は、九州・沖縄地方、佐賀県の地域ブランド品です。陶工たちは、山から掘り出してきた土にほとんど手を加えず、手づくりにこだわり続けています。飾らないシンプルな絵付けと温かみのある手触りが人気で、昔から 茶の湯 をたしなむ人に愛されてきた茶陶です。1988年(昭和63)年、当時の通商産業大臣によって国の 伝統工芸品 に指定されました。陶器製鍋類をはじめ、食器類・ 菓子鉢 ・はし置・ 花入 及び水盤・香炉・置物 などの日用陶器としてや、茶道用の茶碗・ 建水・火入・ 香合 ・ 蓋置 ・急須などが作られています。唐津焼はじめ美術品や骨董品は買取させて頂きます。