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価格:売却済

蒔絵 硯箱 販売

箱 横幅約 33.1cm 縦幅約 23.6cm 高さ約 11.1cm
硯箱 横幅約 17.7cm 縦幅約 22.3cm 高さ約 4cm
水滴 横幅約 5.2cm 縦幅約 2cm 高さ約 1.2cm
硯 横幅約 5.1cm 縦幅約 7.3cm 高さ約 1.1cm
筆入れ 長さ約 20cm 横幅約 3cm 最大高さ約 2.5cm

時代は明治時代頃の作品で、材質は木製です。
蓋の表部分の蒔絵は、高蒔絵 で波に燕が描かれております。
躍動感のある燕が波間に遊ぶ情景です。
刀装具 を模した形で、中央部分は銀でかたどられています。
裏側や側面は、非常に細かく丁寧に 梨地 が施されております。
硯箱の内側には、小さな硯と水滴が入っており、水滴はご覧のように波間に漂う船で、銀製の地に象嵌細工彫金細工が施されております。
丁寧に 蒔絵 が施された短刀の形をした筆入れが付いております。
内側や裏側も綺麗な梨地蒔絵が丁寧に施されております。
硯箱 の入っている箱は、金箔が張られたような模様です。
採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

指物師十四代 駒沢利斎の香合で裏千家十五代 家元 鵬雲斎宗匠の書付がある茶道具を宅配買取で、お譲り頂きました。

写真32枚あります。くわしくはこちら 千家十職の一人、十四代 駒沢利斎(明治41年~昭和52年、十三代の妻)の蛤貝 香合 で買取ました。駒沢利斎は優雅で 精緻 な継ぎ手や嵌め込み技法が特徴で、板物・挽物・曲物など多くの 茶道具 を残しており、日本の伝統工芸の指物師で、その 技法 を茶道具に生かし、茶道文化とともに継承されました。ホゾや継ぎ手によって交互に材を組む 日本独自 の指物師で、千家十職 の一人です。材質は蛤貝で、金箔が丁寧に施され、非常に綺麗に 高蒔絵 のように胡粉を盛り上げて菊の花が描かれ、現在ではなかなか見られない昔の 職人技 が素晴らしい逸品で買取しました。拡大写真なので胡粉の白い部分が汚れているように見えますが、綺麗な状態です。千家十職の一人、駒沢利斎の 伝承 された巧みな 職人技 の技法で、上品で優雅な味わいを醸し出している 逸品 です。綺麗な共箱で、裏千家十五代 家元 鵬雲斎宗匠の 書付 が付いております。本物の蛤貝なので隙間なく合い、割れや欠け、ひずみ等無く 非常に 保存状態 の良い品物です。 この作品は高蒔絵ですが、反対の研ぎ出し 蒔絵 について説明します。 研ぎ出し蒔絵は漆と蒔絵の面が均一になっているために、表面を強く傷つけたり、意識的に削らない限り金粉が取れません。平安時代に大きく発展し完成した技法で、漆を上塗りして塗りを完成させる前の段階の器に対して、平蒔絵の要領で蒔絵を施します。蒔絵が乾いた後に最終の上塗りをします。塗込みと呼ばれる工程で、絵や文様を含んだ器面全体に黒呂色漆を塗り重ねることが、平蒔絵との最も大きな相違です。研ぎ出し蒔絵は平蒔絵のような直接の光り方をせず、落ち着いた光を放つので、最後の研ぎの工程により、金粉をどれだけ美しく出せるかが技術の差です。