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伊賀焼

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伊賀焼( いがやき )

伊賀焼は、三重県伊賀地方(伊賀市と名張市)で 伝統 的な 技法 を用いて生産される陶器です。歴史は古く、その起源は今から約1200年前の天平年間(729~749年)と言われています。

安土桃山時代に茶陶が焼かれはじめました。この時期のものを古伊賀または筒井伊賀と呼びます。伊賀の国主筒井定次の奨励によって生産され始めました。その後、江戸時代には領主藤堂家の保護を受け、寛永年間 (1624~44) に優れた水差し、花器などが生産され茶人に好まれました。この時期の作品を藤堂伊賀と呼びます。

桃山〜江戸初期の茶器類「筒井伊賀」「藤堂伊賀」は古田織部好みが特徴です。あえて基本を崩し造形の極致を生み出す「破格の美、破調の美」が伊賀焼の伝統美です。例えば、古伊賀焼の水指や 花入 には、へら工具を使用した「山手道」と呼ばれる波上の 文様 や格子状の押し型文様、歪み、緑色のビードロ、灰かぶりや焦げ、鉄釉を垂らすなどといった意匠が見られます。また、伊賀焼は高温で何度も焼成することから「伊賀の七度焼き」と言われています。何度も焼成を繰り返すことにより、美しい青ガラス質のビードロ釉が生じます。この時代に好まれた わびさび の世界を表現しているのが古伊賀焼です。

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