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片切彫

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片切彫 ( かたぎりぼり )

彫金の一技法。
金属面に片刃の鏨を斜めに打込んで、肥痩のある線を彫刻する。
円山派の絵画の付立の筆法を彫金で表わしたもので、鏨先を深く一刀で彫り込む。
横谷宗珉の創意になると伝えられる。

彫金技法の一。
片切り鏨で片方を斜めに彫って線を描くもの。
江戸時代の横谷宗珉の創意によると伝えられる。

彫金法の一。
金属面に絵模様を表すのに、線の片側を面に垂直に彫り、他の片側を斜めに彫るもの。
横谷宗珉の創始。

四角い鏨の刃の角を使って、水墨画や書にある筆使いを彫りで表現します。
文字の跳ねや止めなど、まるで毛筆を用いて書いたように見えます。

彫刻で言うとノミにあたる「タガネ」という刃物、道具と金槌を使い、まるで筆で描いたような線を生み出していくものです。
切先が鑿のような形で、彫り線の片方を浅く、他方を深く彫り込んでいく技法です。
絵画の付立画法の筆勢を鑿で表現するのに適しており、筆で言えば穂先になるところを深く、腹のところを浅く一気に彫っていきます。
江戸時代中期の金工師 横谷宗珉(1670ー1733) の創始と言われ、幕末から明治にかけての加納夏雄はこの技法の名手でありました。

古美術やかたの店内写真

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TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

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京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

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075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

骨董品出張買取依頼で甲冑の鎧兜をお譲り頂きました。

写真4枚あります。くわしくはこちら この作品は江戸時代の骨董品の 甲冑 で、当世具足と言われる鎧の一様式で、鎧櫃に入っており買取ました。この 鎧兜 の兜は鉄製で 鉄味 も良く、昔の骨董品の作品で細部まで非常に丁寧に作られており、兜の筋の部分には鉄の覆輪が施されております。最近ではこのような昔の 骨董品 の職人技 が素晴らしい 甲冑はなかなか無く、貴重な鎧兜で買取ました。兜の 保存状態 は少し悪いのですが、骨董品らしく細工が素晴らしく昔の 職人技 が冴える兜です。胴丸には 彫金細工 や 象嵌細工 は無くシンプルな甲冑ですが、小具足などの付属品も付いており、保存状態 の良い 鎧兜 です。 鎧兜について 甲冑の歴史は古く、鎌倉時代、室町時代より 伝承 された技術で、日本の骨董品の 金工作品 の代表が鎧兜です。戦いの度に使用され、時代とともに戦う方法が変わっていき、当初は徒歩で戦いやすい武具甲冑が使われていました。時代が移り変わり、徐々に改良され、騎馬戦に戦いは変化して馬に乗り戦う際の戦いやすい甲冑が開発されていきました。また時代が進むと、同時に装飾や自分を強く見せる為、自らの威厳を象徴した豪華絢爛な兜や飾り金具、立派な装飾品が付くようになり、江戸時代の飾り兜や変わり兜は外国の人々に人気があります。

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