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亀文堂

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亀文堂 ( きぶんどう )

湖東地方には「日本亀文」との銘のある鉄瓶が残っています。
これは近江・能登川に住んでいた波多野正平の作であって、現在も美術品として高い評価を受けています。
初代亀文は家業の醸造業を継がず、京都の龍文堂四方安平の弟子となり、のちに独立しました。
豪放磊落、風雅を志す文人肌の芸術家で、酒を好み、家計をかえりみることがなかったと言われています。
また、頼山陽の教えを受け、またその子の頼三樹三郎らの勤王の志士との交友があったため、安政の大獄にかかわり、幽閉されたことがありました。
元治の兵火で家を失い、近江信楽の代官多羅尾氏を頼って身を寄せ、のちに日野に移り、最後には能登川に居を移しました。
それはこの地の山水をたいそう好んだためであると言われています。
初代亀文堂の作として有名なものは、江戸湯島の聖堂の飾りに使用した72個の銅器です(現在は所在不明です)。
いまも鉄瓶・茶釜・火鉢・文房具などは美術品として尊重されています。
明治25年(1892年)に初代亡き後、3代まで鉄瓶を中心に高級蝋型銅器作品が制作され、昭和初めには大阪にも工場を作り、小物から大型銅器まで高級な銅器を盛んに製造しています。
その後、昭和20年代に4代目が後を継ぎましたが、当時は高級な鉄瓶の需要が殆どなく、制作は絶えることとなり、亀文堂もその歴史を閉じてしまいました。

古美術やかたの店内写真

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お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

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FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

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販売商品 PRODUCT

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

櫛、簪、帯留めの骨董品宅配買取依頼を頂き、綺麗な櫛をお譲り頂きました。

写真が23枚あります。くわしくはこちら 材質は木製です。時代は、大正時代前後頃だと思われます。櫛だけの作品ですが、最近では稀に見る出来の良い 名品 で買取させて頂きました。綺麗な蒔絵や螺鈿細工が一面に施され、四季の花で飾られた 花籠 の図です。鮮やかな赤地に非常に丁寧に 蒔絵 や螺鈿細工が施され、昔の 職人技 ならではの 名品 で買取ました。蒔絵と 螺鈿 細工が相まって蒔絵の花にキラキラと輝く螺鈿細工が、一段と冴える 逸品 です。四季の花で飾られた花籠の華やかさの中に、上品で優雅さを感じる櫛です。銘が入っておりますが、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、割れたり、欠けたりしている所は無く、蒔絵の状態も非常に良い 保存状態 の良い 骨董品 です。 櫛・簪、帯留について説明します。 櫛・簪、帯留には、漆芸作品や螺鈿作品、また 珊瑚 が散りばめられた作品がありますが、高級な品物は材料が べっ甲 で出来ており、保存状態 が大切で、防虫の対策が重要です。放置されたり、長年仕舞われたままですと、虫食いがありボロボロになりやすく、その様な作品は売却不可能な作品もあります。その点、金や銀で作られた 金工作品 は、虫食いは無く、細工が良ければ比較的高価です。

アクセス

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