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金工品

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金工品 ( きんこうひん )

鉄や銅など金属製の道具を総じて「金工品」あるいは「金物」と呼ぶ。
古く戦国時代には甲冑や刀、鎖帷子などの武具にはじまり、鍬や斧、鍋や包丁、鉄瓶などの生活用具まで、道具を生みだし修理する多様な職人が存在した。

金属を素材として作られた日常品や装飾品、またその加工技術で、一般に金工と呼ばれている。
金属に細工をした美術工芸品。鋳金ちゆうきん・彫金・鍛金・板金ばんきんなどを含む。

奈良時代には仏教が発展し、仏像・仏具の製造や寺院建築などが盛んになったことなどによって加工技術も進歩して、日本各地で金工品が発展した。  
金工品に用いられる金属は、おもに銀、 銅や銅合金、鉄、炭素鋼(鉄と炭素との合 金)、錫など。
食器・ 調理器具、花器、茶道具、神仏具、文具、置物、 装身具、刃物(包丁、大工道具、農耕具など) などがつくられた。
金工品の工作に用いられる技法には、 「鍛たんぞう 造」 、 「鍛たんきん 金」、「鋳 ちゅうぞう造」などがあります。  
「鍛造」は、金属の棒や塊をハンマーで たたいたり、型に押し付けたりして形づくる技法。
鍛金」は、金属の板をハンマーでたたくなどして形づくる技法。
鋳造」は、融かした金属を鋳型に流し込んだ後に冷やし固める技法。
また、表面加工の技法には、「彫金」、「象 がん」などがあります。
「彫金」は、金属 の表面に模様を彫りこむ技法で、東京銀器などに施されています。
「象がん」は、金 属などの表面を削り取ったところに別の素材をはめ込む技法で、肥後象がん(熊本) などに施されています。  
着色を施す場合は、漆などを塗る方法のほか、「煮込み」 、「焼やきいろほう色法」などの技法が用いられます。

古美術やかたの店内写真

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お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

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買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

綺麗な柿右衛門の煎茶道具の茶道具売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら すべて手描きで、柿右衛門の面白い煎茶道具の茶壺です。描き込みが綺麗な茶壷で形や模様でが整っており、また 上り の良い品物で買取させて頂きました。未使用品で、貫入 も無く、傷・割れ等無く 保存状態 の良い 完品 で 共箱 がついております。柿右衛門の作品には、柿右衛門本人が制作している作品と、量産された 窯 物(工房)の作品とがあります。本人の作品には「釘彫り」と言われる彫り 銘 が入っており、窯物の作品には 染付 で 銘 が書かれております。御覧のように底部には染付で柿右衛門と銘がはいっており、量産された窯物(工房)の作品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より買取させて頂いた、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの骨董品や茶道具で、現状のまま販売しております。 濃茶を入れる 陶器 製の濃茶器の事で、抹茶を入れるのに用いる茶器全体を、茶入と言います。大きな茶壺に対して、小壺で、最近では濃茶を入れる容器として濃茶器とも言われています。茶入 には、唐物 茶入と呼ばれる中国産の茶入や国焼茶入と呼ばれる日本で作られた茶入があります。他には、大海茶入で横広の 茶入 や茄子と呼ばれる上にすぼまる形の小型の茶入があり、肩衝と言われる上方部(肩)が横に張り出した茶入も有ります。一般的には、蓋には象牙が用いられ、蓋の裏は金箔が張られて作られております。  

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