岩井派

岩井派

徳川家康の信任を得て幕府のお抱え具足師となったのが岩井派です。奈良県出身の岩井与左衛門を祖とします。織田信長、豊臣秀吉政権時代~江戸時代前期にかけて活躍し、代々奈良に住み、江戸屋と称して幕府御用達の甲冑師となりました。徳川家康の歯朶の具足を作ったといわれており、徳川家康の夢想による注文に応じてつくった 甲冑 が関ケ原の戦いに使われて大勝をえたことから、将軍ごとにお抱えとなった家柄です。慶長16年に岩井与左衛門が、徳川将軍家の御抱具足師となった後は、江戸や京、名古屋、福井、金沢、会津、盛岡、広島、高知、福岡などに分派して栄えました。春田大社の紅絲威鎧、御嶽神社の鎧二領、厳島神社の黒韋威胴丸などの修補は岩井派の手によるものです。

日本の甲冑は西洋の甲冑とは異なり 日本独自 の 技法 を積み重ねた日本の誇る 文化遺産 です。時代ごとに 、甲冑や立物小具足挂甲などが、戦いに使われてきました。時代により大鎧、胴丸腹巻当世具足など、多種多様な武具、刀装具 が作られてきましたが、それらを制作してきたのが、甲冑師たちです。このような甲冑には日本古来の 技法 を施し、伝統技術 を少しずつ改良し、時代とともに使い勝手の良い 名品 が作られてきました。日本には、数々の 伝承 された 伝統工芸品 や 伝世品 が残されております。 銘 が有る無しに関わらず、骨董品 としての価値も高い 文化遺産 がたくさんあります。時代が進み、泰平の世になると、素晴らしい 装飾品 が施された 逸品 や、 調度品 なども作られるようになり、これらの 技巧 が施された 刀装具 や 鎧兜 は日本が誇る財産です。

金工細工 や象嵌細工などの技を編み出し、代々その 伝統技術 や 一門独自の 作風 を弟子たちに 伝承 していきました。金銀箔押し、白檀磨き、蒔絵 、 象嵌細工 、文様の 打ち出し など、日本の 職人技 が施されています。甲冑の歴史は古く、挂甲など今ではもう現存していないものがありますが、泰平の世になってから、芸術性を競うような装飾品として作られた鎧や兜、腹巻などは博物館などに大切に受け継がれています。 各藩で受け継がれてきた独自の具足などもあります。

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
  • 根付
  • 竹籠
  • 煎茶道具
  • 刀装具
  • 印籠
  • 中国美術
  • 李朝
  • 鍔・小柄
  • 兜
  • 日本画
  • 古陶器
  • 甲冑
  • 銀製品
  • 掛軸
  • 伊万里
  • 鉄瓶
  • 櫛・帯留
  • 浮世絵・版画
  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
  • 仏画
  • 洋画
  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

楽吉左衛門の諸道具の骨董品宅配買取依頼を頂き、数点お譲り頂きました。

この 陶芸 作品は楽焼で楽吉左衛門の楽弘入の掛け花入れで綺麗な陶芸作品で買取ました。日本のお客様で、特に 茶の湯 を好まれるお客様は 楽焼 を好まれる傾向があります。傷、欠け等無く、未使用品に近い状態の良い品物です。共箱もあり、綺麗な共箱なので買取しました。楽弘入は 1857年~1932年で楽家12代の15歳で 家督 を継ぎ、明治4年に 襲名、大正8年に弘入と 号 す。この 骨董品 は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。業界でうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの面白い作品です。 作家の作品について 一番大切な事は、共箱 であるかどうかです。共箱とは、一番最初に購入した時に入っている箱です。共箱は保証書の代わりになり、共箱が無いと半値以下になる作家の作品も多くあります。たとえ壊れていても、二度と手に入らないので、また直してもらったり出来るので、捨てないで保存して下さい。また、額に入った 日本画 は額の裏側にシールと言われる、名刺ぐらいの大きさの紙に、本人の署名捺印があり、絵の題名が書か出ています。このシールが保証書となり、共箱と同じように大切な保証書の代わりになるものです。  

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地