宮田派

宮田派

肥前佐賀藩主の鍋島家の御刀鍛冶を務めた一門です。江戸時代に活躍しました。初代は忠吉と言い、その 弟子 たちは100人を超え、みな、名工たちだったと伝えられています。初代忠吉たちは懐宝剣尺という江戸時代の刀剣書で、最上大業物と最高級の評価を受けています。宮田派の代表作品である肥前刀は、大名家同士の贈答用として用いられ、重宝されるほどの名刀でした。また、佐賀藩の 城下町 で、甲冑や刀のなどを制作した甲冑師たちも宮田派と言います。藩主である鍋島家から発注を受け、優れた御用鎧を作りました。肥前刀と宮田派の甲冑はともに佐賀の武士が好んだ質実剛健な 作風 で、落ち着いた武の品格を感じさせます。

このように甲冑師とは、や兜、などをつくる職人のことです。鉄の鍛造の技法を得意とし、金工細工 や 象嵌細工 などの技を編み出し、代々その 伝統技術 や 一門独自の作風を弟子たちに 伝承 していきました。日本の 甲冑 は西洋の甲冑とは異なり 日本独自 の 技法 を積み重ねた日本の誇る 文化遺産 です。金銀箔押し、白檀磨き、 蒔絵 、 象嵌細工 、文様の 打ち出し など、日本の 職人技 が施されています。甲冑の歴史は古く、挂甲など今ではもう現存していないものがありますが、泰平の世になってから、芸術性を競うような 装飾品 として作られた鎧や兜、腹巻などは博物館などに大切に受け継がれています。 各藩で受け継がれてきた独自の具足などもあります。

甲冑や鎧、の他に、立物小具足、挂甲、時代により大鎧、胴丸腹巻当世具足など、多種多様な武具、刀装具 が作られました。日本には、数々の  伝統工芸品 や 伝世品 が残されております。 銘 が有る無しに関わらず、骨董品 としての価値も高い 文化遺産 がたくさんあります。時代が進み、泰平の世になると、素晴らしい装飾が施された金工作品の 逸品 や、 調度品 なども作られるようになり、これらの 技巧 が施された刀装具や 鎧兜 は日本が誇る財産です。

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
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  • 伊万里
  • 鉄瓶
  • 櫛・帯留
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  • 骨董品の翡翠
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  • 洋画
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販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

久しぶりに骨董品宅配買取で鎧兜をお譲り頂きました。

写真が3枚あります。くわしくはこちら この作品は明治時代の 甲冑 で、当世具足と言われる鎧の一様式で、鎧櫃に入っており買取させて頂きました。兜は鉄製で 鉄味 も良く、細部まで非常に丁寧に作られており、筋の部分には銅の覆輪が施されております。最近ではこのような昔の 職人技 が素晴らしい 逸品 はなかなか無く、貴重な 逸品 で買取しました。漆塗が施された三つ巴の前立の装飾も美しく、昔の 職人技 が素晴らしい兜です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い 鎧兜 です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた 骨董品 ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 鎧兜の説明を少ししますと、甲冑(鎧兜)とは、甲(鎧:よろい)及び冑(兜:かぶと)のことで、胴体部分を守る鎧と、頭部を守る兜からなる防具です。江戸時代に入り、天下泰平の世の中になると、甲冑(鎧兜)は、武士の威風を示すための道具になります。実戦での使用がなくなったことで、甲冑(鎧兜)には様々な装飾が施されるように。そして、幕末から明治維新の時期においては、武器の進化に追いついていくことができなかった日本式甲冑は、防具としての役割を終えました。

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地