古い時代の官窯

古い時代の官窯

中国で、宮廷で用いる 陶磁器 を製造した政府の陶窯で、中国宮廷直属の陶磁 窯 のことです。権力者、政府などが管理し、当時の政治支配者が築いた陶窯です。一般に殖産興業を目ざす官窯と、高級な美術性の高い宮廷御器を焼造する 官窯 とに大別されます。中国陶磁の景徳鎮官窯をはじめ、李朝陶磁器の広州官窯、日本の鍋島焼の鍋島藩窯など、さまざまな性格のものがあります。

狭義の官窯は、宋時代に宮中の御用品としての青磁を焼いた、いわゆる宋官窯のことで、北宋官窯・汝窯・南宋官窯がこれに当たります。その製品は中国美術の最も優れた青磁として喧伝され、龍泉窯その他でさかんに模倣が行われました。 その始源は五代の後周王朝の柴窯と目されているが、その実体は不明です。宋代の官窯は青磁窯・汝窯で、優秀な陶磁器を焼いたことで 著名 で、多く 青磁 が作られました。南宋代に入って浙江省杭州に修内司窯、郊壇窯が築かれましたが、このような官窯では、優れた技術や 伝統 が培われ、 東洋古美術 らしい 伝統工芸品 や美術品が作られました。

明代になると江西省の 景徳鎮窯 に永楽年間に官窯が設けられて、白磁 、 染付 、 色絵 を中心として作陶され、清朝も1680年に景徳鎮に官窯を開きました。朝鮮半島では李朝時代の広州窯が正しい李朝の官窯であり、日本では江戸時代になって鍋島藩が築いた大河内窯をはじめ、各藩の藩窯・御用窯が官窯にあたります。このような日本の官窯では 日本独自 の 技法 が発展し、たくさんの優れた古陶器が作られ 愛好家 や コレクター の御用達になりました。 宮内庁御用達 や 文化賞 になるような 美術品 も作られ今に残されています。

 

 

 

 

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買取実績 PURCHASE RECORD

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寄せ集めの鎧兜ですが骨董品売却依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら この 鎧兜 は、江戸時代から明治時代初期頃に作られた 逸品 です。胴丸や腹巻も寄せ集めで、買い求められた時から使用されていた部品ではないと思われますが買取しました。長年時代を経てきた味わいがあり、それぞれの部品は 保存状態 の良い逸品ですが寄せ集めで価格的には安い品物ですが買取しました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のような 逸品 です。この作品は販売はしていませんがこのような鎧兜は日本の大切な骨董品なので参考に紹介します。 鎧兜の説明を少ししますと、甲冑(鎧兜)とは、甲(鎧:よろい)及び冑(兜:かぶと)のことで、胴体部分を守る鎧と、頭部を守る兜からなる防具です。江戸時代に入り、天下泰平の世の中になると、甲冑(鎧兜)は、武士の威風を示すための道具になります。実戦での使用がなくなったことで、甲冑(鎧兜)には様々な装飾が施されるように。そして、幕末から明治維新の時期においては、武器の進化に追いついていくことができなかった日本式甲冑は、防具としての役割を終えました。このような日本の 金工作品 の歴史を辿る品物なので紹介しました。

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