金工作品

明治9年の帯刀禁止令

明治初年に士族の帯刀を禁止した法令。明治9年に発せられた大礼服着用者、軍人、警察官以外の帯刀を禁ずる法令。廃刀令 ともいう。この時代の 金工家 は、非常に苦労して今まで伝承された 日本独自 の 伝統技術 を生かして甲冑刀装具などを制作してきました。ところが、帯刀禁止令により新しい彫金細工象嵌細工の  技法 を考え、新しい時代に合う自在置物などの金工作品を制作し、万国博覧会に出品したりして、今まで伝承された技法に磨きをかけていき 骨董品 や 美術品 の 名品 を制作し、やっと自分の 称号 や 号 を 襲名 して新しい時代を迎えました。

豊臣秀吉の刀狩り以来、庶民の武装は禁止される一方で帯刀は武士のみに許されたため、近世を通じて武士の特権的意識の象徴となり、刀は武士の魂とまでいわれるようになった。維新政権成立後、帯刀廃止論が登場し、1869年制度寮撰修・森有礼は官吏、兵隊以外は帯刀を廃止してもよいという提案を行った。この消極的提案に対しても反対が多く提案は葬り去られたが、廃藩置県の直後、1871年、政府は散髪脱刀令を発して礼式以外は脱刀してもよいとした。しかし士族のなかでは帯刀する者も多く、1873年の徴兵令施行以後国家治安にとって士族の帯刀は不都合だとして、1875年陸軍卿・山県有朋は、士族の特権廃止方針の一環で、軍人以外の帯刀禁止を政府に建言し、翌年の帯刀禁止令発布となった。これにより士族の封建的諸特権はことごとく奪われることとなり、神風連の乱のような不平士族の反乱が起こった。このように歴史は繰り返され、また時代の流れに翻弄され、 古い時代 から 伝承 された伝統技術を駆使して 独学 で改良して新しい技法を磨き、日本独自の 美術工芸品 や 著名 な 文化遺産 が 伝世品 や 工芸品 として残されてきたのです。

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

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買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

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販売商品 PRODUCT

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

櫛、簪、帯留めの骨董品宅配買取依頼を頂き、綺麗な櫛をお譲り頂きました。

写真が23枚あります。くわしくはこちら 材質は木製です。時代は、大正時代前後頃だと思われます。櫛だけの作品ですが、最近では稀に見る出来の良い 名品 で買取させて頂きました。綺麗な蒔絵や螺鈿細工が一面に施され、四季の花で飾られた 花籠 の図です。鮮やかな赤地に非常に丁寧に 蒔絵 や螺鈿細工が施され、昔の 職人技 ならではの 名品 で買取ました。蒔絵と 螺鈿 細工が相まって蒔絵の花にキラキラと輝く螺鈿細工が、一段と冴える 逸品 です。四季の花で飾られた花籠の華やかさの中に、上品で優雅さを感じる櫛です。銘が入っておりますが、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、割れたり、欠けたりしている所は無く、蒔絵の状態も非常に良い 保存状態 の良い 骨董品 です。 櫛・簪、帯留について説明します。 櫛・簪、帯留には、漆芸作品や螺鈿作品、また 珊瑚 が散りばめられた作品がありますが、高級な品物は材料が べっ甲 で出来ており、保存状態 が大切で、防虫の対策が重要です。放置されたり、長年仕舞われたままですと、虫食いがありボロボロになりやすく、その様な作品は売却不可能な作品もあります。その点、金や銀で作られた 金工作品 は、虫食いは無く、細工が良ければ比較的高価です。

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地