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朦朧体

明治時代に確立された 日本画 の手法。   
岡倉天心の指導の下、横山大観、菱田春草等によって試みられた日本画の没線描法である。
洋画の外光派に影響され、東洋画の 伝統 的な線描技法を用いず、色彩の濃淡によって形態や構図、空気や光を表した日本画。絵の具をつけず水で濡らしただけの水刷毛を用いて 絹本 を湿らせ、そこに絵の具を置き、空刷毛で広げる 技法 、すべての絵の具に胡粉を混ぜて使う技法、東洋画の伝統である余白を残さず、画絹を色彩で埋め尽くす手法などが用いられた日本画である。現在では人間国宝や 文化勲章 と 文化功労者 を称える数々の 文化賞 や 芸術賞 がありますが、このような賞に関わらずいろいろな 技法 を独学や 伝承 された技術を駆使し、今までの文人画・南画古書画とは違う、朦朧体が作られたのです。

しかしながら、朦朧体によって生じる混濁した暗い色彩は、評論家から幽霊画、と酷評されていた。
批評家からはひろびろとして限りなく、かすかにほんのりとしか見えない縹緲体、描かれたものの輪郭がはっきりわからず、物事のはっきりしないもの朦朧体、悪意と嘲罵をもって、と評されるほど、当時の評判は悪かった。この弱点を克服すべく著名な作家大観と春草は、欧米外遊の際、発色の良い西洋絵具を持ち帰り、没線彩画描法を考案した。菱田春草の落葉、や黒き猫、横山大観の、流橙や、群青富士等、その後の傑作へと繋がる明瞭な色彩表現を可能にし、大観と春草の試みはようやく肯定的な評価を得るようになり、優れた日本画を多く残した。

西洋絵画の浪漫主義的風潮を背景とした造形と正面からから取り組み、日本画に近代化と革新をもたらした点においてその影響は大きいとされる。日本古来 の 伝統技術 の各々の技法も学びつつ、独自の 独学 も駆使して、やっと自分の 称号 や 号 を 襲名 出来るので、またその技法の名前も残るのです。

 

 

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日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

寄せ集めの鎧兜ですが骨董品売却依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら この 鎧兜 は、江戸時代から明治時代初期頃に作られた 逸品 です。胴丸や腹巻も寄せ集めで、買い求められた時から使用されていた部品ではないと思われますが買取しました。長年時代を経てきた味わいがあり、それぞれの部品は 保存状態 の良い逸品ですが寄せ集めで価格的には安い品物ですが買取しました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のような 逸品 です。この作品は販売はしていませんがこのような鎧兜は日本の大切な骨董品なので参考に紹介します。 鎧兜の説明を少ししますと、甲冑(鎧兜)とは、甲(鎧:よろい)及び冑(兜:かぶと)のことで、胴体部分を守る鎧と、頭部を守る兜からなる防具です。江戸時代に入り、天下泰平の世の中になると、甲冑(鎧兜)は、武士の威風を示すための道具になります。実戦での使用がなくなったことで、甲冑(鎧兜)には様々な装飾が施されるように。そして、幕末から明治維新の時期においては、武器の進化に追いついていくことができなかった日本式甲冑は、防具としての役割を終えました。このような日本の 金工作品 の歴史を辿る品物なので紹介しました。

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