最晩年

最晩年

骨董業界では一般的に、 若書き 、とか若年の作、とか、また正反対の 晩年 の作、 全盛期 の作、とかの言葉があります。作家や画家・文筆家の若いころの作品の事を若書きとか、若年の作、と言います。 これらの作品はまだそれぞれの作家が、各々の独自の境地の、 画法 や 技法 を編み出していない頃の作品の事を言います。この正反対の言葉に、晩年の作とか、全盛期の作、と言われる 名品 があるのが一般的です。やはり若い頃はどんな仕事やスポーツでも同じで、最初は 独学 や 弟子 入り、また 入門 から始まり、 古い時代 から 伝承 された 作風 や 画風 を学び、何年も、何十年もかかり号や 称号 を頂き、全盛期に入っていくのが一般的です。

晩年の作とは一生の終わりに近い時期や年老いてからの時期、また骨董用語では、その作家の独自の境地、独自の画風や作風に達して描かれたり、作られた作品の事を言います。普通は高齢になり、作者自身の自分の境地が出てくるものです。そんな中でも亡くなられるほんの少し前の作品、亡くなられる数年前の 逸品 の事を最晩年作と言い、一般的には優れた名品を最晩年の作品と言います。代表的な人物の名品が日本画の富岡鉄斎は京都画壇で有名ですが、最晩年の作品で、亡くなられる一、二年前に描かれた作品が高価に取引されています。このような時に使う言葉が最晩年、と言う言葉で、著名な作家人間国宝でも同じ事が言える場合が多くあります。骨董業界では最も優れた逸品の事を指します。

 

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
  • 根付
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  • 兜
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  • 伊万里
  • 鉄瓶
  • 櫛・帯留
  • 浮世絵・版画
  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
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  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

寄せ集めの鎧兜ですが骨董品売却依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら この 鎧兜 は、江戸時代から明治時代初期頃に作られた 逸品 です。胴丸や腹巻も寄せ集めで、買い求められた時から使用されていた部品ではないと思われますが買取しました。長年時代を経てきた味わいがあり、それぞれの部品は 保存状態 の良い逸品ですが寄せ集めで価格的には安い品物ですが買取しました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のような 逸品 です。この作品は販売はしていませんがこのような鎧兜は日本の大切な骨董品なので参考に紹介します。 鎧兜の説明を少ししますと、甲冑(鎧兜)とは、甲(鎧:よろい)及び冑(兜:かぶと)のことで、胴体部分を守る鎧と、頭部を守る兜からなる防具です。江戸時代に入り、天下泰平の世の中になると、甲冑(鎧兜)は、武士の威風を示すための道具になります。実戦での使用がなくなったことで、甲冑(鎧兜)には様々な装飾が施されるように。そして、幕末から明治維新の時期においては、武器の進化に追いついていくことができなかった日本式甲冑は、防具としての役割を終えました。このような日本の 金工作品 の歴史を辿る品物なので紹介しました。

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地