買取実績 buy

刀装具の小柄や鍔の骨董品宅配買取を頂き、数点お譲り頂きました。

写真26枚あります。くわしくはこちら

時代は江戸時代の 小柄 で、材質は 四分一 です。ご覧のように貝尽くしで、昔の 職人技 ならではの丁寧で華やかに施された 象嵌細工 が際立つ 名品 で高価買取させて頂きました。地板の細かい波模様は四分一で出来ており、四分一ならではの深みのある色合いが彫金細工象嵌細工を引き立てております。貝の金銀象嵌が丁寧で華やかに施されており、さすが江戸時代の 職人技 が光る作品で買取ました。裏面は 赤銅 で出来ており、表面と裏面のそれぞれの材質の特徴を生かした当時ならではの名品です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い 骨董品 です。この作品は無銘ですが、写真のように日本美術刀剣保存協会の鑑定書が付いており、鑑定書には後藤傳乗と書かれております。江戸時代は各諸大名のお抱え職人が 古美術工芸品 を制作しており、自分の名前や  を入れる事が許されない時代です。この小柄は無銘ですが、当時の習わしに沿った 名品 だと思われます。このような  古い時代 の刀装具の小柄は高価にお取引できます。

小柄について説明します。
日本刀の鞘に装着されている三所物のひとつで、緊急用の武器や日常使いとして使用されていました。小柄を装着するために鍔には半月形の穴が開けられ、 に当たらないように作られていました。初期の日本刀は、実戦向きに作られており、三所物は付いていませんでした。お洒落を楽しむようになった江戸時代には、彫金細工 や象嵌細工が施された 金工作品 と変わっていき、三所物の中でも一番目立つ小柄は、特に精緻な装飾が施されるようになりました。