奈良県橿原市のお客様より九谷焼の骨董品出張買取依頼を頂き、多数の九谷焼や骨董品の陶芸作品をお譲り頂きました。さすが古都、奈良県のお客様で珍しい陶芸作品をお譲り頂きました。
売却例の説明
写真4枚あります。くわしくはこちら
この陶磁器は昭和初期頃の 陶磁器 で九谷焼です。すべて手描きで、模様が細かく素晴らしく、可愛らしい徳利で買取ました。昔からこのような 九谷焼 は、貿易で輸出されており、現在の作品も外国のお客様に人気があり買取させて頂きました。採光の加減で白く光っておりますが、保存状態 も良く傷、欠け等無く、綺麗な品物です。この骨董品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
九谷焼について
江戸時代は日本の 陶器 といえば 伊万里焼 でした。ところが、江戸後期に、瀬戸で磁器産業が成功したことをきっかけに、加賀でも、春日山焼や若杉焼が作られ始めました。さらに、その若杉焼が成功したことで、大聖寺藩でも九谷焼再興が始まり、通称 大聖寺 の九谷焼が始りました。明治時代に入って九谷庄三の彩色 金襴手 が有名となり、大量の九谷焼が海外へ輸出されました。このような九谷焼も同じです。