買取実績 buy

不動産屋さんからの紹介で愛知県まで出張し、面白い李朝陶磁器の茶碗や骨董品を売却頂きました。

売却例の説明
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江戸時代より何代も続いた古いお屋敷を建て替えられるので、昔の 骨董品茶道具 の整理を依頼され、どのように整理すればいいかわからないので、相談された不動産屋さんからお電話を頂きました。愛知県豊田市の瑞龍寺近辺のお宅で、電話では分からない事もあるので、現場まで出張買取させて頂きました。昔の 李朝古陶器置物、また 古道具 など面白い作品もあり、有意義な買取をさせて頂きました。

この李朝陶磁器は李朝独自の味わいのある 逸品 で、発掘で出てきた品物です。少し傷がありますが、李朝陶磁器独自の儒教的な宗教的魅力もあり、面白い逸品です。高麗青磁独自の模様もあり、この時代の後期に作られた 陶磁器 と思われます。壊れてなくて、尚且つ発掘品でなく、伝承 された作品なら非常に高価な名品です。最近ではこのような李朝の陶磁器も殆ど見かけることも無くなり、貴重な逸品です。

李朝陶磁と一口に言っても、幅が広く、時代ごとに李朝の焼物は、大きな変貌をとげ、またさまざまな要素、性格を持っています。その要因は、李朝という時代の長さ(1392〜1910)に尽きるのではないかと思われます。少くとも制作する側、それを受容する側に儒教的な雰囲気が濃厚に漂っており、李朝陶磁の中には儒教的な背景が強く入っています。その中から生みだされた焼物の特質を一言で言えば「清貧の美」で、それこそ李朝陶磁を極めて精神的なものに高めている所以であると研究者は勝てられております。また高麗青磁は、高麗の代表的な 工芸品 であり、青磁 は11世紀頃に宋の青磁の影響で製造が始まり、13世紀の元の支配下の高麗で発達しました。青磁の青は朝鮮の空の青さを写したものだとも言われ、その独特な美しさは他に例を見ない逸品です。それは高麗の陶工が、原料の土、釉薬、焼き方を工夫して生み出したものであります。前期のものは模様がほとんどありませんが、後期になると象嵌で風物を描いたものが主流になりました。

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