買取実績 buy

骨董品売却依頼で、茶道具の九代 大樋長左衛門の楽茶碗で鵬雲斎宗室の書付が付いた逸品を、滋賀県守山市まで出張してお譲り頂きました。

売却例の説明
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お引越し予定で自宅を整理されているお宅よりご連絡を頂きました。ご親族の方が収集されていた 美術品古道具 などが多数あり、一度見て頂き、思っているような買取価格なら売却したいと電話を頂き、お隣の滋賀県まで出張させて頂きました。滋賀県でも40分程で行ける守山市なので即日車で出張させて頂きました。長年放置されていたようで、埃だらけの裸の品物や段ボール箱やミカン箱に詰め込まれた品物がたくさんありましたが、仕分けし、一点一点買取り価格を付けさせて頂きました。お客様に「納得して売却できます」と喜ばれてお譲り頂きました。

この作品は九代 大樋長左衛門逸品 で、彼を代表する品物です。著名な作家の九代 大樋長左衛門は、十五世 裏千家 鵬雲斎宗室より陶土斎の を受け、大樋焼 のなかでも名工で、大樋焼独特のねっとりとした飴釉の 茶碗 はもとより黒茶碗にも傑作を残しています。この作品は九代 大樋長左衛門の得意とする 技法 で、たっぷりとした二重掛けの黒釉が作り出す黒幕釉を創案し、その絶妙な垂れの景色は高い評価を受けており、この作品も同じ製法で作られており 名品 です。十五世裏千家鵬雲斎宗室の 書付 もついており、保存状態 も非常に良い逸品です。

大樋焼の始まりは、江戸時代に長左衛門が現、金沢市大樋町に 楽焼 の土を見出したことで大樋焼と称されました。前田家の御用窯として使え、その後、茶道の普及で栄えます。大樋焼は、轆轤 は使わず手で捻りながら成形し、ひとつひとつ箆で削りながら造り上げる製法です。

九代 大樋 長左衛門
明治34年~昭和61年、石川県に生まれる。八代大樋長左衛門の次男で、本名は長次郎、号は陶土斎、父に 師事 して作陶をする。昭和10年宮中、大宮御所、秋泉御茶室用御茶碗の御用命を受ける。昭和15年内閣総理大臣・近衛文麿より自筆の「長左衛門」金印を授かる。昭和33年日本工芸会正会員となる。昭和52年裏千家15代鵬雲斎宗室より「陶土斎」の号を授かる。手捏ねによる樂焼本来の 伝統 的手法を忠実に守り歴代の中でも優れた陶才を発揮する。

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