古い時代の煤竹

古い時代の煤竹

古い藁葺き屋根民家の屋根裏や天井からとれる竹のこと。昔の茅葺き屋根の古民家では、天井裏の建材に竹が使われていました。囲炉裏は、かつての日本人の生活には欠かせないものです。その煙で長い年月燻されて、黒に近い濃い色から淡い茶色まで様々な色に染まった天井裏の竹を煤竹と言います。100年から200年以上という永い年月をかけ、囲炉裏の煙で燻されて自然についた独特の茶褐色や飴色に変色しているのが特徴です。煙が直接当たっている部分は色濃く変色しているが、縄などが巻かれて直接煙が当たらなかった部分は変色が薄く、ゆえに1本の竹に濃淡が出て美しい表情をもつ。

竹籠 は、上記のように 日本独自 の古い時代の煤竹を使って出来ており、工芸品や煎茶道具として今や 愛好家 や コレクター の方が多くおられます。日常の 花入れ として使われることが多く、 装飾品 や 美術工芸品 として残されてきました。このように日本独自 の 材料で作られ、直ぐに作ることができず、竹根古矢竹などを用いた荒々しい 技法 の 名品 や、昔に作られた中国美術唐物写しなどの素晴らしい 逸品 が残されており、当時の 職人技 の技法が偲ばれます。

ただ色づくだけではなく、炭化した竹は竹林から取ってきたばかりのものよりも強度が増し、反りなどの狂いが出にくいのも長所です。素材として使えるようになるまでに非常に長い年月を要することと、時の流れとともに古民家が減少していることから、本煤竹は年々貴重になってきています。煤竹そのものの数が希少傾向にある理由から、昨今、価格は1本で数十万円以上することも普通です。本煤竹、本煤竹縄目、しのべ竹・女竹、金明竹などの種類があります。このように 古い時代 から 伝承 された 伝統技術 ですが、材料が揃わず、現在の著名な作家は苦労されております。現在の美術工芸品の竹籠は、新しく開発されたり作家が 独学 で研究されたりで、材料不足を補われて新しい 工芸品 の 花籠 が生まれています。

 

 

 

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日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

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約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

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店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

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茶道具宅配買取で陶芸作品の香合をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら 日本の茶道具で、明治時代から昭和初期頃に作られた 陶芸 作品の 香合 で買取しました。割れたり欠けたりはしていなくて、保存状態 の良い陶芸作品で、おめでたい時に使える打ち出の小槌の 図柄 です。共箱 も付いており、内側には金の 釉薬 で、丁寧に昔の 職人技 が面白い茶道具の 逸品 で、抹茶道具や煎茶道具としても 茶の湯 や正式な場所でも使える作品で買取ました。最近では茶道具は抹茶道具や 煎茶道具 と決められずにいろいろな場所で使われている場合が多くあります。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 香合とは、香を収納する蓋付きの小さな容器で、香を焚くための、お香を入れる器のことです。また 茶道具 の一種でもあります。茶道を始めたての方にとってはよく分からない品で、どうして使うのかと思われるかもわかりません。しかしその使い方は奥が深く、同じ香りのお香を3つ入れます。そのうち2つを薫じ、残った1つは最後に拝見に用いられる場合が多くあります。

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