万国博覧会

万国博覧会

人類の進歩や将来のビジョンを示す 博覧会 です。複数の国が参加して華やかに開かれてきました。

第1回は1851年にロンドンのハイドパークで開かれました。産業革命の成果を世界に誇示するためのもので、ビクトリア女王の時代、国際博覧会の歴史の幕を開けでした。この第1回万博は通称、大博覧会The Great Exhibition とも呼ばれ、25カ国が参加し、その結果は大変な評判になりました。1851年は、日本では嘉永4年、ペリー来航の2年前。この時代には、日本はまだ参加していません。日本独自 作品の出展はもう少し後のことになります。しかし世界では多くの 職人技 が披露され、打ち込み 、打ち出し の施された 金工品 や彫金細工の 美術工芸品 などが展示されていました。

1867年、第2回パリ万国博覧会から、日本は初めて国際博覧会に出展しました。当時は国際博覧会が一種の流行となっており、1年のうちに2~3カ所で博覧会が開催された年もありました。その後1873年のウィーン万博では明治政府が公式に参加し、浮世絵・版画銀製品蒔絵なども展示され、世界から高く評価されました。

第一次大世界戦後には、現代の万博のようにテーマを持った万博が始まりました。1958年、第二次世界大戦の勃発による18年間の中断を経て、国際博覧会が再開されたのは、ブリュッセル万博でした。その後2000年に行われたハノーバー博まで、万国博覧会は世界各地で開催されてきました。 昔は時の支配者たちが財宝や戦利品を展示することによって自らの権勢を誇示する手段であった博覧会が、今では平和の象徴として、そして世界各国の人たちの交流の場となりました。また国際博覧会は、人類が築き上げてきたその時代の技法や芸術の頂点を世界に向かって発信する機会を提供してきました。例えば、アール・ヌーボー やジャポネスクといった建築・美術に関する新しい流行を世界に広げたのも万博がきっかけだったと言えます。こうした新しい意味を持ったからこそ、国際博覧会は現在まで連綿と続いてきました。

日本で始めて開かれたのは、太陽の塔で有名な1970年の大阪万博です。21世紀に入って最初の万博だった愛知万博は自然の叡智をテーマに環境問題を取り上げました。2025年の大阪万博は、大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲が会場となります。

このような展覧会や 博覧会 の度に、世界各国の伝統技術が改良され、名品 が作られていき、素晴らしい装飾が施された 逸品 が作られるようになりました。使い良い 調度品 や 装飾品 として役に立つ作品も工夫され作り出されてきました。日本でも、 古い時代 から 伝承 された 伝統技術 を駆使して、日本独自 の 美術工芸品 が作り出せれてきました。金工作品の 金工細工 もどんどん工夫が施され、彫る技法打つ技法嵌める技法を駆使して象嵌細工や、彫金細工 が素晴らしい 逸品 の 名品 、 珍品 が残されていきました。自分なりの 作風 や 技法 を盛込んだ素晴らしい 工芸品 や 伝世品、文化遺産 の数々が残されています。

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

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FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
  • 根付
  • 竹籠
  • 煎茶道具
  • 刀装具
  • 印籠
  • 中国美術
  • 李朝
  • 鍔・小柄
  • 兜
  • 日本画
  • 古陶器
  • 甲冑
  • 銀製品
  • 掛軸
  • 伊万里
  • 鉄瓶
  • 櫛・帯留
  • 浮世絵・版画
  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
  • 仏画
  • 洋画
  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

蒔絵の香炉を骨董品持ち込み買取依頼でお譲り頂きました。

写真35枚あります。くわしくはこちら 時代は、江戸時代に作られた香炉で、重みと風格のある 名品 で買取ました。香炉 に書かれている銀象嵌の文字は「悠然見南山」で、「悠然見南山」(ゆうぜんとしてなんざんをみる)とは、東晋の詩人・陶淵明の詩「飲酒二十首 其五」の一節で、「東の垣根のそばで菊を採り、悠然とした気持ちで南の山を眺める」という意味です。この句は、世俗のわずらわしさから離れ、自然の中で悠々自適に暮らす心境を表しており、煩悩や妄想のない穏やかな精神状態を指します。字のごとく、晩年の 境地 を示しており、作品もこの句のように菊型の香炉で、周りには菊の花や葉が金地に味わい深く表現され、力強さや存在感があり、また日本ならではの優雅さが漂い、数寄者 が最後にたどり着く境地のような落ち着いた名品です。長年の歳月を経てきた重みを感じさせる香炉で、今では見られない江戸時代の味わいのある 職人技 が冴える 名品で高価買取させて頂きました。写真をご覧のように、香炉の底部から一輪の菊の枝が花や葉と共に伸びやかに描かれております。古い時代 から日本に 伝承 された江戸時代ならではの 図柄 や 技巧 が素晴らしい蒔絵で描かれており、現在の作家では見られない、存在感や迫力のある名品です。火屋は純銀で出来ており、「悠然見南山」のように菊型の丁寧な彫金細工が施されております。採光の加減で白く光っておりますが、写真をご覧のように、傷んでいる所も無く、 保存状態 の良い 骨董品 です。 高価な香炉なので香道について話します。 聞香とは、文字どおり、香炉から香りを聞くという意味合いで、嗅ぐのとは異なり、心を傾けて香りを聞く、心の中でその香りをゆっくり味わうという本格的なお香です。室町時代に確立した香道で、香木の香りを深く味わうには最適な方法です。香りを聞き分けて当てる"組香"で、伽羅・沈香など高級香木の香りも楽しめます。また六国の香りを聞き比べるのも、奥深く楽しいかもしれませんね。聞香には専用の道具も必要で、香炉 の持ち方や香の聞き方、作法はお香屋さんでお尋ねください。

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地