美術工芸品の銀製品

美術工芸品の銀製品

皿、銀杯、ボウルなどの食器類、スプーン、フォーク、ナイフなどのシルバーカトラリー、置物、トロフィー、純銀急須 、銀花瓶、 香炉 、銀瓶 などの 茶道具 や煎茶道具 、宝船、御下賜品の銀製品の ボンボニエール や煙草入れなど、美術工芸品の銀製品は多種多様あります。日本の時代の古い銀製品は、一応は金工作品とは言えますが、まだまだ金工細工の技術も未熟で、彫金細工象嵌細工、打ち込み 、 打ち出し の出来る金工師も無く、簡単な装飾が施されているだけでした。やがて近年になり新しい技法で銀製品が作られてきました。

近年日本を代表する銀製品の 美術工芸品 には、賜物 であるボンボニエールがあります。緻密 な彫金細工でつくられたこの銀製品は、彫金家 、金工師 、職人など、日本の 伝統 的な 工芸品 を担ってきた職人たちが作りだした最高傑作品と言えるでしょう。

海外の銀製品の 美術工芸品 には、カトラリーが挙げられます。食卓で使われるナイフやフォーク、スプーンなどの銀製品のカトラリーは、16世紀初頭にイタリアからドイツ、フランス、オランダに伝えられ、フランス宮廷やブルジョワ階級の中でこよなく愛されて来ました。銀製品のカトラリーが、ヨーロッパの貴族に愛されてきた理由に、毒殺防止、つまり青酸カリやヒ素化合物などの毒を盛られた時に変色してすぐに分かるから、などと説明されることもあります。しかしながら、これは理由の一つに過ぎず、銀製品のカトラリーの独特の風合いと質感、造形の美しさが、人々に愛されてきたことが一番の理由でしょう。最も高級とされるスターリングシルバーと言われる純銀のカトラリーは、何百年使っても地金が出てしまうことがなく、永遠の輝きを持つと言われています。しかし純銀は意外にも柔らかく、繊細な造形だと力を入れると曲がってしまうことがあり、たいへん高価な品物です。1本2万円〜5万円、中には10万円近いフォークやナイフもあり、優れた銀製品の 美術品 と言えます。このように、海外でも技術 が 伝承 され、新たな 彫金 技法 や彫金細工が工夫され、長い年月をかけて、素晴らしい彫金細工・象嵌細工が施された銀製品の 逸品  や 名品 が残されてきました。

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

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買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

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  • 銀瓶
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販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

蒔絵の香炉を骨董品持ち込み買取依頼でお譲り頂きました。

写真35枚あります。くわしくはこちら 時代は、江戸時代に作られた香炉で、重みと風格のある 名品 で買取ました。香炉 に書かれている銀象嵌の文字は「悠然見南山」で、「悠然見南山」(ゆうぜんとしてなんざんをみる)とは、東晋の詩人・陶淵明の詩「飲酒二十首 其五」の一節で、「東の垣根のそばで菊を採り、悠然とした気持ちで南の山を眺める」という意味です。この句は、世俗のわずらわしさから離れ、自然の中で悠々自適に暮らす心境を表しており、煩悩や妄想のない穏やかな精神状態を指します。字のごとく、晩年の 境地 を示しており、作品もこの句のように菊型の香炉で、周りには菊の花や葉が金地に味わい深く表現され、力強さや存在感があり、また日本ならではの優雅さが漂い、数寄者 が最後にたどり着く境地のような落ち着いた名品です。長年の歳月を経てきた重みを感じさせる香炉で、今では見られない江戸時代の味わいのある 職人技 が冴える 名品で高価買取させて頂きました。写真をご覧のように、香炉の底部から一輪の菊の枝が花や葉と共に伸びやかに描かれております。古い時代 から日本に 伝承 された江戸時代ならではの 図柄 や 技巧 が素晴らしい蒔絵で描かれており、現在の作家では見られない、存在感や迫力のある名品です。火屋は純銀で出来ており、「悠然見南山」のように菊型の丁寧な彫金細工が施されております。採光の加減で白く光っておりますが、写真をご覧のように、傷んでいる所も無く、 保存状態 の良い 骨董品 です。 高価な香炉なので香道について話します。 聞香とは、文字どおり、香炉から香りを聞くという意味合いで、嗅ぐのとは異なり、心を傾けて香りを聞く、心の中でその香りをゆっくり味わうという本格的なお香です。室町時代に確立した香道で、香木の香りを深く味わうには最適な方法です。香りを聞き分けて当てる"組香"で、伽羅・沈香など高級香木の香りも楽しめます。また六国の香りを聞き比べるのも、奥深く楽しいかもしれませんね。聞香には専用の道具も必要で、香炉 の持ち方や香の聞き方、作法はお香屋さんでお尋ねください。

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地