日本の銀製品の歴史

日本の銀製品の歴史

日本は石見銀山をはじめとする多数の鉱山を抱え、かつて世界最大級の銀の産出国でした。古くから銀は、さまざまな生活用品を作るための貴重な素材で、日本の銀製品の歴史は、916年、またはそれ以上まで遡ることができるといわれている。法隆寺献納御物の中にも、数々の完成度が高い、優れた銀製品が残されている。

このような  日本古来 の技法が施された金工作品や 工芸品 には、独学 で考えられた技法や 金工家 が 伝承 された伝統技術が合わさり日本の 伝統工芸品 が作られていき、現在 骨董品 として残っております。 当時は 銘 を付けることもなく、ただ 日本の 伝統 が守られ伝承されてきました。

江戸時代に入ると、お神輿の金具などを作る 金工師 や、美術工芸品の銀製品を作る銀師と呼ばれる職人たちは、大名家に 重宝 され、さまざまな技法で作品を残した。また、江戸時代の中頃までは高額取引に、丁銀小玉銀などの銀製品が貨幣に用いられていた。その後、幕府は金貨と銀貨の為替レートの固定を狙った最初の銀貨・五匁銀を発行しましたが、当時の両替商などに受け入れられず、姿を消した。その反省を生かして発行されたのが、明和南鐐二朱銀である。明和南鐐二朱銀は銀純度を上げた通貨で、その後も、寛政南鐐二朱判や文政南鐐二朱判などの純度の高い銀製品が通貨として用いられた。このように日本の銀製品の歴史は古く、最初は貨幣の代わりとして活躍していた時代もある。

日本独自 の 伝統技術 の 彫金細工 や 打ち出し 細工、また 鋳造 技術が生かされそれらの 作風 や技法を盛込み、貨幣が作られその後の 工芸品や伝世品を作り上げていくのである。1867年に、パリで開かれた万国博覧会では、銀製品の茶道具などをはじめとする日本の銀製品や浮世絵・版画などが紹介された。その独特で情緒豊かな造詣がヨーロッパで話題となり、その後は、ヨーロッパの 技法 が導入され、さまざまな種類の銀製品や、それまでになかったスタイルの銀製品が作られるようになった。

 

 

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日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

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買取実績 PURCHASE RECORD

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綺麗な漆芸作品の蒔絵が描かれた、茶道具の棗の茶道具宅配買取を頂きお譲り頂きました。

写真25枚あります。くわしくはこちら この作品は昭和初期頃作られた漆芸作品の岡本漆専堂の茶道具の平棗で買取ました。非常に 細密 な蒔絵が施され、伝承 された素晴らしい 職人技 が冴える逸品です。内側も底部も非常に細かく丁寧に 梨地 の 蒔絵 が施されており、内側には「表千家 即中斎宗匠」の 花押 があり買取ました。表千家 即中斎宗匠の 書付 が付いており、「桐蒔画  平棗」と 銘 が付けられた漆芸作品です。岡本漆専堂の作品ですが、蒔絵 の 技巧 が素晴らしい漆芸作品で、現在では見られない高度な蒔絵技術を駆使した昔の職人技が素晴らしい 棗 です。岡本漆専堂(おかもとしっせんどう)は、京都を代表する 老舗 の 漆器 店で、茶道具や高級 漆器 を製作しています。表千家とゆかりが深く、茶道に貢献してきました。採光の加減で白く光っておりますが、非常に 保存状態 の良い未使用品の ような逸品で、二重箱の共箱が付いております。 日本の漆塗につて 漆器は、奈良時代に中国から、螺鈿、平文、漆皮、漆絵、乾漆 などの技術が伝わったとされています。その後、日本特有の漆器の 技法 を発展させ、素晴らしい作品が作り出されました。漆器といえば、輪島塗 が一番有名です。その他にも、日本国内には多くの 漆器 の産地があります。その他、蒔絵 で有名な金沢漆器、何重にも塗り重ねた馬鹿塗で知られる津軽塗、軽くて丈夫な山中漆器など、それぞれの地域の中で育まれてきました。それぞれ、作り方や漆の塗り方など、独自の技術を持ち、特徴のある製品を作っています。

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