春画

春画

特に江戸時代に流行した性風俗、特に異性間・同性間の性交場面、を描いた 日本画 。浮世絵の一種でもあり、笑い絵や枕絵、枕草紙、秘画、ワ印とも呼ばれる。起源は平安時代までさかのぼり、中国から 伝来 した医学書である房中書の図解に見られる。その後、日本の 浮世絵 の春画は 日本独自 の発展をとげ、室町時代から江戸時代にかけて広がり、 絵師 たちによって描かれるようになった。早い時期は 肉筆 が中心で、一点ものなので高価な浮世絵であり、貴族、僧侶、武家など一部の上流階級しか入手は困難だったが、江戸時代になると 木版画 の 技法 の発達により、 浮世絵  版画 の春画が廉価で数多く流通し、庶民層へと一気に広がった。肉筆春画は19世紀の終わりまで製作され続け、木版画での普及版も出回っている。現存する肉筆春画は、およそ200から300点だと推測される。

初期の絵師としては著名な作家の浮世絵の菱川師宣が代表的であり、彼の作品の大半が春画である。また、井原西鶴の浮世草子、好色一代男が大流行し、好色物と呼ばれるジャンルが流行る。鈴木春信鳥居清長喜多川歌麿葛飾北斎歌川国貞など、 著名 な浮世絵師はみな、春画を手がけていた。有名な浮世絵師のほとんどがこれを手がけ、狩野派・ 土佐派 の絵師達までもが描いた。奥絵師の画系で使われていた絵手本に、好色春画之法、の章が含まれていることから、格式高い日本画の奥絵師でさえも、注文に応じるため春画の描き方を習熟する必要があったことがわかる。

享保年間以降、錦絵の開発により、多色印刷の春画が寛政のころから本格的に登場するが、江戸幕府の規定を守る必要がない春画は、通常では出版できない極彩色の 逸品 や、 職人技 を駆使した豪華な 名品 が作られた。そのため、浮世絵の最高の技法が使われているものは春画とも言われている。春画は単に好色な男性のためのものではなく、多くの老若男女が 愛玩 した。その根底には、男女和合の精神があり、性をおおらかに肯定する気分が横溢している。

 

 

 

 

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数点の竹籠の買取依頼を頂き、骨董品宅配買取で田辺竹雲斎や著名な作家の作品をお譲り頂きました。

写真が29枚あります。くわしくはこちら この作品の材質は竹製です。三代 田辺竹雲斎(1940年〜2014年)の作品です。昔ながらの職人技が生かされた、力強い竹の編み方が非常に面白い 竹籠 です。三代の竹雲斎らしい軽快な 作風 の透かし編みで、味わいのある作品です。共箱 で栞が付いており買取させて頂きました。採光の加減で白く光っておりますが、折れたり割れたりしているところは無く、非常に 保存状態 の良い品物です。骨董品 や 茶道具 の中に残っている著名な作家の作品で、昔の 職人技 が素晴らしい竹籠は、高価買取させて頂きます。 三代 田辺竹雲斎は1940年~2014年、75歳没。大阪府堺市生まれ、本名は久雄。1991年に51才で三代竹雲斎を 襲名しました。 竹籠の人気のある黒い色の付いた竹籠は囲炉裏端の煤竹を使われており、竹根やごつごつとした太い竹をつかい昔ながらの 職人技 が生かされた作品は人気があります。しかし煤竹は天然の材料で、最近では囲炉裏端も無く、材料集めが大変のようです。また力強い竹の編み方や竹編みが施されている各部分や 図柄 に優雅さや味わいの漂う 逸品 は人気があります。

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