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価格:売却済

桂光春 兎 帯留・金工作品

横幅約 3.5cm 縦幅約 3.2cm 厚み約 1.4cm
重さ約 34g

作者は、彫金家 桂光春(明治4年~昭和37年)で、パリ万国博覧会に出品するなど、明治時代を代表する作家で、海外でも活躍し、高く評価されている著名な作家です。
兎の表情や筋肉の表現、また毛並みには素晴らしい当時ならではの昔の 職人技 が見られる 逸品 です。
この帯留は、重量感 もあり、非常に端正な彫金細工象嵌細工が施されています。
本体の裏には「昭和六年 初冬日 光春」と銘が入っており、特別に誂えで作られたように思われます。
採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。

帯留として使われていた物ですが、最近では見られない貴重な 逸品 で、ブローチ等に加工されてお使いになられたら楽しい品物かと思われます。

このような昔の 職人技 が素晴らしい 帯留 は、高価買取させて頂きます。

桂光春(明治4年~昭和37年)
東京出身、本名は桂 米次郎。明治15年彫金家豊川光長に彫金を学び、27年明治天皇銀婚式に東京市から献上の御物を師の光長と共に制作しました。28年東京彫工会展で受賞、30年に独立。内外の博覧会、展覧会、競技会などに出品、受賞した。43年英国王戴冠式の際、皇室献上の純銀製金象嵌大落盛器の鳳凰の図を制作しました。大正3年日本美術協会、東京牌工会、日本金工協会の審査員、鑑査主任となりました。13年政府の依頼でパリ万国博覧会に掛額「元禄踊の図」「游鯉の図」を出品、昭和4年帝国美術院推薦となりました。5年ベルギーのリエージュ万国産業 博覧会 に飾皿を出品、大賞牌を受けました。8年シカゴ万国博覧会に銀製の宝石箱を出品、受賞。11年オランダ女王の慶事に在日オランダ人一同献上の「朧銀花瓶渓山幽煙の図」を依頼されて制作しました。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

久しぶりに骨董品宅配買取で鎧兜をお譲り頂きました。

写真が3枚あります。くわしくはこちら この作品は明治時代の 甲冑 で、当世具足と言われる鎧の一様式で、鎧櫃に入っており買取させて頂きました。兜は鉄製で 鉄味 も良く、細部まで非常に丁寧に作られており、筋の部分には銅の覆輪が施されております。最近ではこのような昔の 職人技 が素晴らしい 逸品 はなかなか無く、貴重な 逸品 で買取しました。漆塗が施された三つ巴の前立の装飾も美しく、昔の 職人技 が素晴らしい兜です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い 鎧兜 です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた 骨董品 ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 鎧兜の説明を少ししますと、甲冑(鎧兜)とは、甲(鎧:よろい)及び冑(兜:かぶと)のことで、胴体部分を守る鎧と、頭部を守る兜からなる防具です。江戸時代に入り、天下泰平の世の中になると、甲冑(鎧兜)は、武士の威風を示すための道具になります。実戦での使用がなくなったことで、甲冑(鎧兜)には様々な装飾が施されるように。そして、幕末から明治維新の時期においては、武器の進化に追いついていくことができなかった日本式甲冑は、防具としての役割を終えました。