販売商品 product

品番:T-65

価格:¥250,000-

刀装具 小柄 販売・海老取図

横幅約 9.5cm 縦幅約 1.5cm  厚み約 0.4cm

今回以降数回にわたり掲載させて頂く刀装具は、競り市やオークションで買い受けた作品では無く、明治時代コレクター のお孫さんより、一括で直接買い受けた品物で、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
そのような作品で、日本美術刀剣保存協会の認定証は取っておりません。

時代は江戸時代中期のもので最近では見られない風格のある逸品です。
小さな作品ですが、四分一の地肌に石目地のような地模様が丁寧に施されております。
海老取りの図で、表は漁師が取れた海老を誇らしげに掲げた 図柄 で、手にした網が裏側の水面に伸びている面白い逸品です。
彫金細工象嵌細工とともに薄肉彫りが丁寧に施され、浜野矩随ならではの伝承 された 職人技 の表現力の面白さが光る 逸品 です。
長年の時代を経てきた重みのある風格が見られる作品で、ご覧のように、保存状態 の良い品物です。
採光の加減で白く光っております。

浜野 矩随(はまの のりゆき、元文元年(1736年)天明7年8月29日(1769年11月23日))は、江戸時代中期の装剣金工家。通称は忠五郎。 は蓋雲堂、望窓軒、青柳軒、生寿軒等。浜野派を開いた浜野政随の門人となり、装剣金工を学ぶ。10代後半で師から浜野の苗字と矩随の名を許されて、江戸の神田の小柳町(現在の神田須田町)に住んだ。浜野派の豪快な高肉彫りと共に杉浦乗意の影響を受けて肉合彫りの研鑽にもはげみ、色絵 を施した独自の境地を創りあげて、師と共に浜野流の興隆に大きく貢献した。

このような 古い時代刀装具小柄 は高価買取いたします。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

久しぶりに骨董品宅配買取で鎧兜をお譲り頂きました。

写真が3枚あります。くわしくはこちら この作品は明治時代の 甲冑 で、当世具足と言われる鎧の一様式で、鎧櫃に入っており買取させて頂きました。兜は鉄製で 鉄味 も良く、細部まで非常に丁寧に作られており、筋の部分には銅の覆輪が施されております。最近ではこのような昔の 職人技 が素晴らしい 逸品 はなかなか無く、貴重な 逸品 で買取しました。漆塗が施された三つ巴の前立の装飾も美しく、昔の 職人技 が素晴らしい兜です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い 鎧兜 です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた 骨董品 ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 鎧兜の説明を少ししますと、甲冑(鎧兜)とは、甲(鎧:よろい)及び冑(兜:かぶと)のことで、胴体部分を守る鎧と、頭部を守る兜からなる防具です。江戸時代に入り、天下泰平の世の中になると、甲冑(鎧兜)は、武士の威風を示すための道具になります。実戦での使用がなくなったことで、甲冑(鎧兜)には様々な装飾が施されるように。そして、幕末から明治維新の時期においては、武器の進化に追いついていくことができなかった日本式甲冑は、防具としての役割を終えました。