埋忠明寿

埋忠明寿

江戸時代初期、慶長の頃活躍した山城国の刀工、刀剣金工です。
永禄元年、埋忠彦左衛門重隆の次男として生まれ、三条子鍛冶宗近の末裔で25代の孫と称する。
初名は重吉、のち彦次郎。1570年、13歳の時に足利義昭に近習として仕える。1582年、本能寺の変の後、豊臣秀吉から知行を与えられ、諸大名の御用や本阿弥家からの金工注文を請けるなど、刀剣界の元締めのような存在となる。日本古来 の 伝統技術 を長年にわたり、各々の 技法 を学ぶのにそれぞれの流派や師匠に 入門 したり 弟子 入りして、長年に渡り 職人技 を磨き名品の 骨董品 や 美術品 を制作します。そして、その時代の 重鎮 や 巨匠 に認められ、やっと自分の 称号 や 号 を 襲名 出来るのです。

金工・装剣具において不動の地位を占めるが、鍛刀の製作においても新刀以降の鍛刀法である水挫し法を創始し、新刀の祖と仰がれる。元来が足利将軍家に仕える金工師であったためか、作刀数はごく少ない。彫りの 上手 であり、ほとんどのものが長銘を入れている。現存する作刀は短刀が多く、長物は国の 重要文化財 に指定されている、相馬家 伝来 の太刀一口のみ。したがって太刀・刀で埋忠明寿と 銘 のあるものがあれば贋作と言ってよい。 主に短刀に刀身 彫刻 のあるものが多い。作柄としては刃文は直刃のたれ刃などを焼く。不動明王、倶利伽羅竜など、みごとな彫物のある短刀が多い。

このような 技術 の 伝承 は新たな彫金技法や彫金細工を工夫し、 象嵌細工等の金工細工が施され長年掛かり上記のような 逸品 の 名品 や 珍品 が現在残っております。文様の 打ち出し などをもって装飾品として彫金されたものもありました。このように少しずつ 日本独自 の 金工細工 の技法も磨かれ、名品とまではいきませんが、素晴らしい 装飾品 が施された逸品が少しずつ作られるようになりました。

また刀工としてだけでなく初代忠吉などの優れた弟子を育成することにも尽力し、金工としても吉長、宗長などを排出した。刀工としては、初代肥前忠吉、忠広などの優れた弟子を育成した。最晩年入道して鶴峰明寿と号す。桃山時代から江戸初期にかけて京の西陣に住した。家督 は弟の家隆に譲り、家隆が江戸に召されたが明寿は京都に残る。1631年、5月18日没す、74歳。元来金工であるため、などの金工作品も現存する。現在では人間国宝や 文化勲章 と 文化功労者 を称える数々の 文化賞 や 芸術賞 がありますが、当時はこのような賞は無く、弟子入りし、技法や 作風 を学び 伝統技術 を伝承してこられたのです。ただひたすらに日本古来の伝統技術を磨いてきました。

 

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
  • 根付
  • 竹籠
  • 煎茶道具
  • 刀装具
  • 印籠
  • 中国美術
  • 李朝
  • 鍔・小柄
  • 兜
  • 日本画
  • 古陶器
  • 甲冑
  • 銀製品
  • 掛軸
  • 伊万里
  • 鉄瓶
  • 櫛・帯留
  • 浮世絵・版画
  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
  • 仏画
  • 洋画
  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

置物や木味の良い文房具の骨董品売却依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら 丁寧に作られた硯屏で、彫刻 や象嵌細工が施されており、丁寧に造られた 逸品 です。時代は、昭和初期頃の作品だと思われます。文房具で使われる硯屏で、螺鈿細工の綺麗な硯屏の 置物 で買取させて頂きました。このような文房具は大切な日本の 骨董品 で日本の文房具でも中国では、人気で 愛好家 が沢山おられます。どっしりとした 重量感 があり、落ち着きのある 木味 の良い 逸品 です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より買取させて頂いたうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 文房具の紹介なので一番大切な硯について説明します。一般的な宋坑端渓硯(そうこうたんけいけん)について説明します。初心者も手にしやすい価格が魅力中国広東省肇慶市高要県に面する斧柯山一帯で採れる硯。端渓硯の中でも最もリーズナブルな価格が魅力です。茶色がかった石色が特徴で、石質は比較的硬く墨おりも早い硯です。硯面がギラギラしたものや赤味が強いものは、非常に硬質な石質となることが多い為、注意が必要です。

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地