買取実績 buy

茶道具売却依頼で出張させて頂き、金工作品の金谷五郎三郎の急須や面白い煎茶道具をお譲り頂きました。

写真が22枚あります。くわしくはこちら

先に品物を紹介させて頂きます。取っ手の部分は鉄で出来ている九代 金谷五郎三郎急須です。鉄の加工は難しく、五郎三郎の作品のなかでも貴重な 名品 です。材質は純銀製で、注ぎ口は鉄砲口で出来ており、しっかり作られた 重量感 のある 逸品 です。小品ですが、ご覧のように、手打ちでたいへん綺麗に作られており、さすが五郎三郎と思わせる丁寧に作られた 逸品 です。共箱 も付いており、蓋裏には昔の銀の重量が書かれております。競り市やオークションで買い受けた作品ではなく、直接お客様より入荷した作品で、古い時代 の現状のまま販売しております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように凹み等無く 保存状態 の良い品物です。近年、銀瓶や純銀製品はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い品物のみを販売しております。このような日本で作られた 骨董品銀瓶、買取させて頂きます。

このような 茶道具 のなかでも急須は特に場面に適した急須を選ぶだけでも、お茶の時間が快適で楽しくなります。少し急須の説明をさせて頂きます。急須の形を簡単に分けると、横手型・後手型・上手型・宝瓶の4つの形があります。急須の持ち手がどの位置にあるか、また無い場合によって分けられています。少人数でどんなお茶にも使える手軽さが特徴の横手型や、後手型の多めの湯を入れても持ちやすい形状、また上手型(土瓶型)は多人数にお茶を入れるため大型で、旅館や飲食店で使われています。そして宝瓶型は持ち手のない急須で、本体を直接持って注ぎます。急須は煎茶道具の中でも重要な道具で、昔から 名品 といわれるものがあります。中国の朱泥の急須では、万豊順記、三友居などの名品や恵孟臣、孟臣など 著名 な作家があり、特別高価買取させて頂きます。日本のものでは、青木木米高橋道八三浦竹泉等の作家が有名です。

古美術やかたでは、お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。