旅行に来られたお客様より、九谷焼の香炉で骨董品持ち込み買取依頼を頂きお譲り頂きました。
写真が22枚あります。くわしくはこちら
明治時代頃に作られた九谷焼の香炉です。すべて手描きで、九谷焼 らしい可愛らしい 絵付 けが施された 逸品 で買取させて頂きました。さすが昔の 職人技 と思わせる、面白い 図柄 の作品です。採光の加減で白く光っておりますが、傷やヒビ、割れ等傷んでいるところも無く、ご覧のように 保存状態 の良い品物で買取しました。火屋は丁寧な彫金細工が施され、「純銀」と 刻印 が入っております。この作品は、競り市やオークションで買い受けた 骨董品 ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
一般の 香炉 について
床飾り、書院飾りに香炉が使われ、部屋を清めるために香を焚くことがあります。線香立ては、線香を立てる為のもの、線香筒は線香の入れ物です。ここでは、宗教上の香炉の話ではありません。一般的に聞香用として販売されている香炉です、香道用の香炉も香炉灰が必要です。また、聞香に用いる香炉を聞香炉と言いますが、左手に乗せた聞香炉に右手を被せるようにして行うので、小ぶりの 陶磁器 製が使われることが多くあります。香炉は 伝統 的なデザインを踏襲している品物が多くあり、唐物 の 青磁 や 白磁 の陶磁器などの高価な骨董品までいろいろあります。