買取実績 buy

東京の練馬区のお客様より骨董品宅配買取を頂き、綺麗な蒔絵の硯箱をお譲り頂きました。刀装具の鍔を模した形で、中央部分は銀でかたどられ裏側や側面は、非常に細かく丁寧に梨地が施されており紹介します。

売却例の説明
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時代は明治時代頃の作品で、材質は木製です。蓋の表部分の蒔絵は、高蒔絵 で波に燕が描かれており買取ました。躍動感のある燕が波間に遊ぶ情景です。刀装具 の  を模した形で、中央部分は銀でかたどられており買取させて頂きました。裏側や側面は、非常に細かく丁寧に 梨地 が施されております。硯箱の内側には、小さな硯と水滴が入っており、水滴はご覧のように波間に漂う船で、銀製の地に象嵌細工彫金細工が施されております。丁寧に 蒔絵 が施された短刀の形をした筆入れが付いております。内側や裏側も綺麗な梨地蒔絵が丁寧に施されております。硯箱 の入っている箱は、金箔が張られたような模様です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い 骨董品 です。

蒔絵について説明します。
蒔絵は、漆器 の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、それが乾かないうちに金や銀などの金属粉をまき、定着させる 技法、もしくはその技法を用いて作られた漆器で、日本独自 の漆工芸で、奈良時代から始まっています。金銀の薄板を定着させる平文蒔絵や、漆器表面に溝を彫って金銀箔を埋め込む沈金蒔絵、また夜光貝、アワビ貝などを文様の形に切り透かしたものを貼ったり埋め込んだりする 螺鈿 細工などがあり、特に日本で発展し使われてきた日本の漆器における代表的な技法です。絵を描くように金属の粉を蒔いていく作業から「蒔絵」という技法名が付けられたようです。

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