三重県熊野市のお客様より骨董品出張買取依頼を頂き、陶芸作品を数点お譲り頂きました。この瀬戸焼のお皿は描き込みが綺麗な模様の皿で上りの良い逸品で紹介します。
売却例の説明
写真4枚あります。くわしくはこちら
この瀬戸焼のお皿は明治時代前期の皿ですべて手描きで、面白い昔の手作りの作品で買取させて頂きました。描き込みが綺麗な模様の皿で 上り の良い逸品で昔の 職人技 が面白い 陶芸 作品です。また割れやヒビも無く 保存状態 の良い 逸品 です。この瀬戸焼のお皿は、窯 から出す窯出し温度も良く、染付 の上がりや、貫入 も無く、綺麗な瀬戸焼の作品です。買取価格的には、作られた時代や 図柄 によって大きく変動しますが、伊万里焼の代わりに作られた当時としたら安価な品物です。お店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。
瀬戸焼 について説明します。
5世紀後半に愛知県猿投地区の猿投窯は、奈良時代に日本初の灰釉陶器を生産し、一大窯業生産地となりました。この近くで灰釉陶器生産が開始され瀬戸窯が出来たと思われます。この地では、原料となる良質の木節粘土・蛙目粘土や、ガラスの原料となる珪砂を採取できました。室町時代末頃までは古瀬戸と呼ばれ、椀、皿等の日用雑器の生産が多くなり、次第に生産拠点が美濃に移りました。この頃、六古窯の中でも唯一施釉陶器の古瀬戸をせいさんした。古瀬戸の生産も始まり、四耳壺、瓶子、水注がつくられました。桃山時代から、黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部等、茶器 が多く焼かれました。「せともの」という言葉は、陶磁器 を牽引してきた瀬戸焼からついた呼び名です。