骨の根付・象牙の根付 高価買取いたします

骨の根付・象牙の根付 高価買取いたします

     象牙 根付

根付 の材料には、 象牙や 、イノシシ、セイウチの牙、鹿の角など、動物の牙などがありますが、その中でも特に象牙が有名です。最初は象牙は、インドや安南から中国を経て日本に渡ってきた貴重な素材であったため、庶民の根付素材に使用されることはほとんどなく、一部の高級階級の人々だけの 愛玩 品でした。しかし江戸末期になると、象牙は根付の素材として流通するようになり、次第に庶民の根付にも使用されるようになっていきました。象牙は、適度な硬さと肌触り、艶の美しさといった優れた材質から、人気があります。このように象牙細工は平安時代から始まりましたが、根付や印籠が作られるようになると一気に花開きました。明治時代に入ると、政府が奨励し盛んに輸出されるようになりました。その 細密 な 技法 が外国人に喜ばれ、日本の特技と称されました。一時は‘‘ 牙彫にあらざれば 彫刻 にあらず ’’とまで言われるほどでした。明治時代には 日展 をはじめとする 官展 や 博覧会 が多く開催され、彫金細工象嵌細工など優れた日本の 伝統技術 を極めた金工作品の 名品 が多く作られました。それらの品物は 皇族 などに買い上げられ秘かに コレクター された 逸品 もあります。

その他の動物素材では鹿や水牛、犀、猪などの角や骨が使われました。その中でも、鹿角の根付がたくさん作られました。日本には古来から鹿が生息していたので、角は簡単に入手できました。しかし、象牙と比べて形状が複雑であり、彫刻として利用できる部分は小さく、さらに、材質が堅いので、安価で簡易な根付の材料として使用される以外は、用途が少なく、酔狂な根付師達が進んで使用する以外はあまり用いられていなかったようです。

     骨製 根付

鹿角の内側には鬆と呼ばれる骨髄組織があり、表面には鹿角特有黒色の点々模様が入ります。尾崎谷斎はこの特徴を生かして、 透かし彫り などで饅頭根付を作ったことで有名です。谷斎は江戸末期の根付師です。谷斎の根付は現在でも高価に取引されており、外国人に人気があります。最近では、象牙を目的とした象の乱獲などからワシントン条約で取引が制限されており、価格は下がり気味です。イノシシやセイウチの牙で作った根付も良く見られますが、特にセイウチは別名海象牙とも呼ばれ、よく磨くと独特のとろけるような乳白色になり、根付の材料によく使われました。細密な技巧と現在では出来ない昔の 職人技 が生かされた根付は 骨董品 としての価値も高く 愛好家 に人気があります。

形状は、からくり根付差根付面根付形彫根付、饅頭根付、鏡蓋根付、箱根付などがあります。これらの中でも、蒔絵や彫りがあるなどの細工、時代、材質によっては骨董品買取の際、高価買取できる品物も数多くあります。作家別では、幕末頃、明鶏斎法實、懐玉斎正次、光廣、龍珪、寿玉、忠義、一旦、一貫、正直、亮長、豊昌ら名工が活躍しました。明治になると根付は実用品ではなく美術品として欧米に輸出されるようになり、東谷、如藻、森田藻己、谷斎、石川光明、森川杜園加納鉄哉らが名品を生み出しました。

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
  • 根付
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  • 刀装具
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  • 中国美術
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  • 掛軸
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  • 浮世絵・版画
  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
  • 仏画
  • 洋画
  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

金工作品の刀装具の骨董品出張買取依頼で、素晴らしい骨董品の金工作品で目貫をお譲り頂きました。

写真20枚あります。くわしくはこちら この骨董品の刀装具の材質は、色合いや大きさ、また重さから見て金のように思われます。一括で直接買い受けた骨董品の 刀装具 で、当店は貴金属店ではなく調べる方法がわからないので、現状のまま販売しております。小さな 骨董品 の 金工作品 ですが、重量感 があり、鶉に草花の彫金細工や象嵌細工が丁寧に施され、日本の 職人技 が素晴らしい骨董品の刀装具で買取ました。銘 も綺麗に入っており、この金工作品も 伝承 された江戸時代の素晴らしい 名品 ですが、うぶ荷と呼ばれる一括で直接買取した骨董品の刀装具で、現状のまま販売しております。銘は「一匠」と入っており、中川一匠で、中川家は代々彫金工として津山藩松平家に仕えた金工作品の名家。嘉永2年21歳で京都に行き、後藤一乗の門人となる。安政4年29歳で一勝から一匠に変わる。後藤一乗門人中川一匠の 花押 もある。優工。明治9年48歳で没。 目貫は刀装具の中でも「三所物」として、人気のある大切な部品です。目貫 は柄と刀身を固定するための鋲頭として目釘の上に付けられていました。その後日本刀の柄を装飾する金物のひとつとして重宝な骨董品の金工作品と認められ、装飾品へと変わっていきました。柄の表裏にあり、動物や植物の桜、また鶴と亀などの縁起物や家紋を施された作品もありました。表と裏があり、一対で物語を表現したり、故事になぞらえたり、武士も粋なお洒落を楽しんでおりました。  

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地