古い時代の竹根

古い時代の竹根

竹根とは、竹の根の部分で、竹根細工とは竹の根の部分を加工して作る竹細工の一種です。竹根を使った 工芸品 は、手間がかかる上に技法も必要で、完成までにかなりの時間を要します。竹の根の部分は細い根が多数出ており、このひげのような根をわざと残した作品や、根のゴツゴツした凹凸、竹の形の面白さや個性を生かした作品など、 作風 は自由かつ多種多様で、面白いものが多いです。 日本古来 の 伝統技術 が改良され、使い良い 調度品 や装飾品として役に立つ 名品 が作られていきましたが、材料の煤竹が少なく、なかなか素晴らしい装飾品や伝世品の 逸品 が出来ずに竹芸の著名な作家は苦労しました。

中国美術の竹根細工は六朝時代に始まり、明〜清時代にかけて最盛期を迎えました。中国の竹根細工は、単に竹を切ってコップなどにしたというだけではなく、人物や虎などの動物が 彫刻 してあることが特徴です。封氏一門の作品は、特に精密な彫刻で知られています。中国でも   伝統 の技術 に 独学 や 伝承 された技法や作風を盛込み、現在の工芸品 や 伝世品 を作り上げていきました。 著名 な 称号 や 号 を残す作品が多く残されています。

日本には平安時代にもたらされたと言われており、竹根を使った急須 、コップ、竹根を二つに割った硯などの文房具、仮面などが残されています。日本の竹根鞭細工は中国のものとは違って彫刻はあまりしていません。日本では、竹根鞭細工が特に独自に発展し、乗馬鞭やステッキとして加工され、一時期は海外へ輸出するほどの需要がありました。竹根鞭細工は、滋賀県 伝統工芸品 で、主に、草津市で製作されています。平安時代、源頼義が前九年の役で大勝して凱旋したとき、この地に鞭を奉納したのに始まると伝えられています。江戸時代には、参勤交代の侍が乗馬用の鞭として購入したようです。竹根の 古美術工芸品 は、現在でも作られていますが、作るのに手間がかかる上に技術者の減少で、流通量が少なく入手が困難となりましたので、竹根工芸品は、たいへん貴重となっています。 古い時代 から竹根 は、いろいろな工芸品や 装飾品 、また竹籠煎茶道具として用いられ、重宝されてきました。竹根に彫刻を施す 技法 が用いられた素晴らしい 美術品 や装飾品なども残されています。

 

 

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日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

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約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
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京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

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店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

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買取実績 PURCHASE RECORD

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九谷焼の猪口の骨董品売却依頼を頂き、数多くの種類の九谷焼を宅配でお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら 先に品物を紹介させて頂きます。この 赤絵 の猪口の九谷焼は明治時代から昭和初期の作品です。割れたり欠けたりはしていなくて、保存状態 の良い 逸品 です。このような赤絵の九谷焼の 古陶器 は明治時代から昭和初期頃に外国に輸出されていた作品です。丁寧に作られた作品には、内側に濃い色合いで、字や絵が綺麗に描かれていたりする作品もあり、上手 の作品では小さなものですが貴重な逸品もあります。外国のお客様は、派手な目立つ作品が好きで、このような逸品も作られたようです。このような 煎茶道具 は、中国の人々にも人気があり、中国茶にもよく使われています。 このような 九谷焼 の猪口は中国のお客様に人気で、中国茶の茶碗として使われ、日本の 煎茶道具 と一緒にお買い求め頂きます。中国の煎茶道具について少し説明します。煎茶道具のなかでも 陶器 の 朱泥 の 急須 や、煎茶碗、宝瓶、涼炉、如意、茶合 も人気があります。特に昔の道具は人気で、中国で作られた100年以上前の煎茶道具は 一点数十万円でお買取りさせて頂くこともあります。煎茶道具は、規格が統一されて、カタログで販売できるようなブランド品ではありません。一点物の煎茶道具には多くの偽物があり、確かな 鑑定 眼が求められます。祇園骨董街で長年営業している当店では、ホームページをご覧のように沢山の煎茶道具の買取や販売をしており、お任せ下さい。

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