世界の珊瑚

世界の珊瑚

金や銀に次ぐ宝石として珊瑚の歴史は古く、大切にされてきました。現在では、ワシントン条約が2008年に施行され、珊瑚はたいへん貴重な宝石として高価に取引されています。珊瑚漁発祥の地は地中海で、地中海では古代より珊瑚漁が行われていました。海外での珊瑚の歴史は古く、ドイツの旧石器時代の 遺跡 からは、約2万5千年前に作られた珠が発掘されています。古い時代から、神話に基づき、ヨーロッパでも赤珊瑚は魔除けとして珍重されてきました。珊瑚の赤い色は生命力につながり、様々な災難や病気から人々を守るということで、英国王室では王女誕生から1年間、珊瑚 のネックレスをベッドに掲げておくようです。このように珊瑚は、古い時代 から現在に至るまで世界各地で愛好されています。権力者や王室などでは、素晴らしい 装飾品 、逸品 が作られてきました。

このような、地中海で採取された地中海産の珊瑚は、交易 品として7~8世紀頃、貿易によって中国に渡り、世界各地に運ばれ、それぞれの土地で装身具や祭祀具などに用いられました。やがてシルクロードを経て、中国から日本へ運ばれてきました。ペルシア 地方は胡と呼ばれましたので、古くは胡渡珊瑚、のちには 古渡り 珊瑚とも書かれるようになり、珍重されました。中国との 交易 の際に、 玉 や 玉器 と一緒に中国美術唐物として、北前船 や貿易船に運ばれた珊瑚が多いようです。

世界の珊瑚には赤珊瑚や桃珊瑚白色珊瑚などがあり、それぞれ特徴があります。特に珊瑚は吉兆の色として、中国では翡翠と同じく絶大な人気があります。日本でも、近海の小笠原列島や五島列島、奄美、沖縄、宮古島周辺で天然の珊瑚が豊富に採れました。特に高知県の土佐湾で採れる血赤珊瑚は、通称オックスブラッドと呼ばれ世界で一番希少価値の高い最高の赤珊瑚です。血赤珊瑚は日本の珊瑚で、質が高いことで世界にも認められています。珊瑚には骨董価値も高く、血赤珊瑚を使った美術品は貴重になりました。このような 珊瑚 を使った作品は海外のお客様や コレクター にたいへん人気があり、高価に取引されることも多いです。珊瑚本体の価値ではなく、骨董の世界ならではの細工の良さをプラスした高値で判断をさせて頂きます。

 

 

古美術やかたの店内写真

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TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

寄せ集めの鎧兜ですが骨董品売却依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら この 鎧兜 は、江戸時代から明治時代初期頃に作られた 逸品 です。胴丸や腹巻も寄せ集めで、買い求められた時から使用されていた部品ではないと思われますが買取しました。長年時代を経てきた味わいがあり、それぞれの部品は 保存状態 の良い逸品ですが寄せ集めで価格的には安い品物ですが買取しました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のような 逸品 です。この作品は販売はしていませんがこのような鎧兜は日本の大切な骨董品なので参考に紹介します。 鎧兜の説明を少ししますと、甲冑(鎧兜)とは、甲(鎧:よろい)及び冑(兜:かぶと)のことで、胴体部分を守る鎧と、頭部を守る兜からなる防具です。江戸時代に入り、天下泰平の世の中になると、甲冑(鎧兜)は、武士の威風を示すための道具になります。実戦での使用がなくなったことで、甲冑(鎧兜)には様々な装飾が施されるように。そして、幕末から明治維新の時期においては、武器の進化に追いついていくことができなかった日本式甲冑は、防具としての役割を終えました。このような日本の 金工作品 の歴史を辿る品物なので紹介しました。

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