木版画 高価買取いたします

木版画 高価買取いたします

    川瀬巴水 東京二十景御茶の水

木製の原版によって制作される凸 版画 。
古い時代 は、 神社仏閣 の 高僧 たちが修行や奉献のために、仏教書や教典を自ら 木版画 で作ったことが始まりとされる。のちに貴族たちが信仰・祈祷のための 書物 や武士の兵法書など出版事業として木版画印刷を生業とするものが生まれた。

江戸時代の泰平の世となり、京都で商業的な出版が行われはじめると、本を取り扱う、本屋が誕生し出版文化が育まれていった。京都の角倉素庵により、嵯峨本に初めて 挿絵 が入れられた。伊勢物語、などに 上手 ではない絵が添えられていた。この嵯峨本を契機として、井原西鶴などの仮名草子の挿絵に木版画 技法 が使用される様になっていった。

寛永には江戸でも本屋が開業され、のちに浮世絵 ・ 美人画 の 巨匠 喜多川歌麿や、浮世絵・役者絵の奇才東洲斎写楽などの錦絵を出版して一大版元となる蔦屋重三郎も吉原に書店を構えた。17世紀中頃には木版画 印刷 の 技法 が飛躍的に向上し、それまで本の挿絵として描かれてきた木版画の 摺絵 は、見返り美人、で有名な浮世絵師 、菱川師宣によって、一枚絵として独立を果たした。鑑賞用の木版画による、一枚絵が版行されるようになったのである。18世紀初頭には、輪郭線を墨一色で摺ったモノクロの墨摺絵や、墨絵に丹の絵具で色を筆で着色した丹絵、紅を使った紅絵、さらに絵具に膠や漆を混ぜた漆絵などの手彩色の絵が作られた。18世紀中頃には、輪郭だけでなく、一部の彩色部分を製版した色版を用いる紅摺絵が表れた。ここから複数の色版を重ねて摺る多色摺りの技法が発展した。18世紀後半には、浮世絵著名な作家鈴木春信が多色摺りの完成形となる錦絵で描いた作品が流行し花開いた。浮世絵版画が墨摺絵から丹絵、紅絵、漆絵、紅摺絵、錦絵と発展するのに伴い、木版画の技法も発展していった。 絵だけでなく色鮮やかなメンコやカルタ、花札などの娯楽品から、包装紙に至るまで多種多様な意匠の印刷が 伝統文化 として栄え、表現方法をシンプルにすることで浮世絵木版画独特の 図柄 の妙や色彩表現が生まれた。美術品や骨董品、そして木版画買取させて頂きます。

                東都御厩川岸之図

さらに制作工程を分けて特化させ、下絵を描く絵師、版を 彫刻 する彫師、色を摺る摺師、それぞれ専門職として作業する三者分業制印刷が確立した。一般に知られる、葛飾北斎や喜多川歌麿は浮世絵師に当たり、大手版元のお抱えや独立して活動し、世に名を広めました。素材や色彩、表現全てが独自性に富んだ日本の木版多色カラー印刷は、当時世界最高峰の技法であり、のちにゴッホをはじめとする多くの芸術家たちに影響を与え、世界中を驚愕させた。

美術品や骨董品、そして木版画買取させて頂きます。

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
  • 根付
  • 竹籠
  • 煎茶道具
  • 刀装具
  • 印籠
  • 中国美術
  • 李朝
  • 鍔・小柄
  • 兜
  • 日本画
  • 古陶器
  • 甲冑
  • 銀製品
  • 掛軸
  • 伊万里
  • 鉄瓶
  • 櫛・帯留
  • 浮世絵・版画
  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
  • 仏画
  • 洋画
  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

面白い仏画の骨董品売却依頼を頂き、掛け軸や中国美術の仏画を出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら このような作品は、日本ではチベットの仏画などの話をさせて頂いている事が多くありますが、この時代には大乗仏教や小乗仏教があり、このような 仏教美術 の仏画も残されております。このような仏画で昔の日本の時代では、もちろん平安時代以前の仏画ですが、この作品も本歌の作品にしては、色合いもしっかり残っており、やはりのちの時代に描かれた 逸品 だと思われますが、買取させて頂きました。このような 保存状態 の悪い作品でも、仏画 は本来の時代でなく、日本の江戸時代や明治時代の仏画の骨董品でも、中国の人々には人気があり買取させて頂きます。 タンカについて少し説明させて頂きます。タンカはチベット仏教の仏画の 掛軸 の総称である。主にチベットで作られたものを指すが、チベット仏教を信仰するモンゴルや中国でも製作されています。ネパールの掛軸は通常ポーバーと呼ばれるが、タンカと呼ばれることもあります。初期のタンカは大きさ、形状、画題などが確立されていないが、時代が下るに従って形式が定まってきています。典型的なのは綿布を白土で塗りつぶして表面を平滑にし、顔料で絵を描き、絹の表装(下地)に縫い付けたものです。 タンカは元々、仏教の僧が村々を回って仏教教義や釈迦の伝記などを解説するために作られ、持ち運びが便利なように掛軸にされました。チベット絵画はタンカの他に、壁画や砂曼荼羅の形でも描かれています。その 作風 は、8世紀から17世紀頃までは「ベンガル・ネパール方式」と「カシミール様式(グゲ様式)」に、18世紀以降は「中央アジア様式」と「中国・カム様式」に分けられ、ダライ・ラマ6世以降は中国の影響を大きく受けています。

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地