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伊賀焼は、伊賀陶土を使って、三重県伊賀市や名張市で生産される古陶器です。大胆な造形と 自然釉 が醸し出す「破調の美」で、茶人を魅了してきました。古陶器の伊賀焼は野趣溢れる独特の 作風 が特徴で、土の風合いを楽しむことが出来、たいへん人気が高い陶器です。美術品や骨董品、伊賀焼は買取させて頂きます。
江戸時代の天正12年(1584年)、伊賀国主となった筒井定次は、茶人として有名な古田織部と親交がありました。お庭焼として茶壺や 茶入、水差、花入 れなどを焼かせたことがはじまりだとされています。この時期のものを古伊賀または筒井伊賀と呼びます。寛永年間( 1624年~1644年)には大名茶人として有名な小堀遠州が、伊賀焼の製作に携わり、優れた水差し、花器などが生産され 茶頭 に好まれました。遠州伊賀は、筒井伊賀とは対照的に薄くてすっきりとしていることが特徴です。その後、伊勢国津藩の2代目藩主となった藤堂高次が京都から陶工を呼び寄せ、伊賀焼を作らせました。この時期の作品を藤堂伊賀と呼びます。筒井伊賀・藤堂伊賀は、古田織部好み茶器で、緑色のビードロ釉や、黒いこげ、豪快なへら使いが特色です。
幕末~明治初年にはしだいに衰微しましたが、その後、大正年間に川崎克堂や宮川香山の努力で復興し、今日ではおもに茶陶や花器を中心に製造しています。
美術品や骨董品、伊賀焼は買取させて頂きます。
三重県伊賀地方は忍者の里としても有名です。近くには、信楽焼や常滑焼などもある、歴史の古い焼き物の郷です。伊賀地方は、約400万年前は、古琵琶湖の底だったと言われています。長い年月をかけて湖の底に堆積した古琵琶湖層から採れる「伊賀陶土」は、とても耐火性が高いことが特徴的です。伊賀焼の歴史は古く、天平年間(729~749年)にまで遡ります。伊勢神宮の神瓶や、農業用の 壺 、甕、煎茶椀 、杯など、生活雑器を中心の焼き物が作られていました。信楽焼の生産地である甲賀でも、伊賀焼と同じ古琵琶湖層の陶土を使用していたので、伊賀焼と信楽焼は見た目では区別がつきませんでした。その後、安土桃山時代に伊賀で茶陶が焼かれはじめると、伊賀焼には耳と呼ばれる取っ手が付くようになり、古伊賀焼の水指や花入のほとんどには耳がついています。国の重要文化財に指定された「伊賀耳付水指」は、古伊賀焼の 逸品 として有名です。現在では、「土鍋と言えば伊賀焼」と言われるほど高い耐火性を誇り、日用品として今も愛され続けています。1982年(昭和57)には、国の 伝統 的 工芸品 として指定されました。
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京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。
世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
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愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。
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京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。
※ご予約の買取業務は定休日も行っております。
FAX 075-571-8648
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