七宝焼 高価買取いたします

七宝焼 高価買取いたします

    霜野小禽図七宝

七宝焼は、金属工芸の一種で、日本独自 の 伝統 工芸 技法 です。金属を 素地 にした焼物ともいえます。仏経典に記されている金、銀、瑠璃、瑪瑙、真珠、玖瑰、蝦蛄などの七つの宝石に負けない美しさをもつ焼き物という意味があります。日本に七宝焼きがやってきたのは6~7世紀ごろで、奈良の 正倉院 には裏面に七宝が施された鏡が保管されています。七宝焼きと名づけられたのは、桃山時代前後だと言われています。銀や胴などの金属線を使う 技巧 の 有線七宝、素地に文様のくぼみをつくり 釉薬 を焼き付ける技巧の 象嵌 七宝などが有名です。ガラス釉を埋めた後に、境界に用いた線を取り、焼き付けたものは 無線七宝 と言われています。隣りどうしの色が微妙に混じり合い柔らかい風合いを醸し出します。金属胎七宝など、日本の職人たちが作り上げた日本独特の技法もあります。いずれも熟練の技がなければ美しい作品をつくり出すことができず、その貴重な作品は、海外はじめ国内外の 愛好家 の方々にたいへん人気があります。

           龍鳳凰文七宝花瓶

愛知県に伝わる「尾張七宝」、長崎の「平戸七宝(長崎七宝)」、京都でつくられていたとされる「京七宝」などがあります。今も生産を続けているのは、東京七宝と尾張七宝です。特に、愛知県には古くから続く 窯元 も多くあり、七宝焼の中で国から正式に認められているのは尾張七宝だけです。桜や梅、胡蝶蘭などの花柄、風景や双鶴など華やかな 図柄 が特徴的で、銀線を使った 繊細 な技法にこだわってつくられ、美術品として非常に高い価値があります。花瓶 などの高級品はじめ、モダンなアクセサリー、和装で人気がある 帯留 めなど、様々な製品が、ひとつひとつ丁寧に作り上げられています。

安藤七宝 の安藤重兵衛はじめ尾張の七宝家、京都の並河靖之や東京の濤川惣助などが非常に著名な作家で、素晴らしい作品の数々を残しています。並河靖之は、日本の七宝を世界の最高水準にまで引き上げたと言われています。間を生かした画面構成と色彩感覚で独創的な七宝を創り上げました。緻密 な手作業から創り出す繊細で優美な七宝は、手間がかかるため、残された作品の数は少なくたいへん貴重です。明治期に輸出品として海を渡った彼の 工芸品 は、海外では「七宝といえば ナミカワ」として、評価も高くその名は広く知られていました。 多様な色彩と、深く透き通った艶で、あでやかな花鳥や叙情的な風景を描きだした作品は高く評価されています。東京の涛川惣助は無線七宝を得意とし、西の並河、東の涛川と称賛されました。どちらも現在の人間国宝にあたる 帝室技芸員 で、その作品は「ナミカワ七宝」と評価も高く、国宝 や 重要文化財 などに指定されています。

 

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
  • 根付
  • 竹籠
  • 煎茶道具
  • 刀装具
  • 印籠
  • 中国美術
  • 李朝
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  • 兜
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  • 古陶器
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  • 銀製品
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  • 伊万里
  • 鉄瓶
  • 櫛・帯留
  • 浮世絵・版画
  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
  • 仏画
  • 洋画
  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

綺麗な銀瓶の骨董品宅配買取を頂き、お譲り頂きました。

写真が15枚あります。くわしくはこちら この 金工作品 は煎茶道具の銀瓶で、材質は純銀製です。丸みを帯びた曲線美は、日本独特の 職人技 が生かされており買取しました。明治時代から昭和初期にかけて日本で作られた 銀瓶 で、蓋の摘みは七宝透かしの模様が丁寧に作られた 逸品 です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように凹み等無く非常に 保存状態 の良い品物で、合わせ箱が付いております。このような日本で作られた骨董品の 銀瓶、買取させて頂きます。 日本の金工の歴史について説明します。 金工とは金属に細工をする工芸、あるいはその職人のことを指し、金属を加工して作られる 工芸品 のことを 金工品 といいます。日本に金属とその加工技術がもたらされたのは、弥生時代初期、紀元前200年頃のこと。中国大陸・朝鮮半島から伝わった金工技術によって剣や銅鐸、装身具などが作られ、材料として 青銅 や鉄が使われていました。古墳時代には馬具や 甲冑 を製作するようになり、青 銅器 の剣や鏡などへの装飾も見られました。この頃の遺跡からは、鋳金によって作られた鉄製の刀や斧なども出土しています。日本ではその後武具甲冑に独自の発展を遂げ 日本独自 の 金工作品 の発展を築きました。

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地