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価格:売却済

提げ煙草入 販売・K18

根付 直径約 3.3cm 厚み約 1cm
緒締め 直径約 1.3cm 高さ約 1.2cm
煙草入れ 横幅約 7.5cm 縦幅約 9.2cm 厚み約 2.5cm
蝉の飾金具 横幅約 1.4cm 縦幅約 3.4cm 厚み約 0.5cm

時代は明治時代頃だと思われます。
煙草入れは当時貴重な 上手 の素晴らしい模様の金唐革で出来ておりますが、写真4のように少し一部が剥げています。
前金具のセミの目の部分は象嵌細工で、全体的には非常に細かく彫金細工が施され、分厚くどっしりとしています。
写真11のように「政義」と  が入っておりますが、作者についてはよくわかりません。
写真20のように裏の金具に、K18と 刻印 が入っております。
この作品は日本の工芸作品の黄金期、明治時代に作られた名品で、昔の素晴らしい 職人技 が活かされ、当時でも高価な品物だったと思われます。

また、鏡蓋根付は丁寧な 片切彫彫金細工 が施され、金工の蓋の部分(写真32)には銘が入っておりますが、作者についてはよくわかりません。
下の竹の部分は時代を経てきた竹味が素晴らしく、少し割れていますが、これ以上割れないようで、十分使用可能です。

緒締めは昔の面白い 図柄 のトンボ玉です。
コレクターが大切にされていた作品で、最近ではこれだけの素晴らしい明治時代の 名品 は、殆どみられません。

古い時代 のものですが大きな傷みも無く、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。
近年、根付 類はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い品物のみを販売しております。
このような日本で作られた 骨董品 の木彫りの根付、買取りさせて頂きます。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

売却依頼を頂き中国美術の菓子鉢や煎茶道具、抹茶道具の諸道具を茶道具出張買取でお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら 辰砂の鉢でシンプルな鉢ですが、色合いが綺麗な鉢です。時代は日本で言えば、江戸時代の 陶磁器 で、中国の時代では、明時代の末頃の作品です。このような 中国美術 の作品は、アジアのお客様に人気があり、高価買取させて頂きます。採光の加減で白く光った個所がありますが、上り も良く傷等無く 保存状態 の良い 逸品 です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの買取作品で、現状のまま販売しております。 この菓子鉢は煎茶道具や抹茶道具で使われているので、全体の 茶道具 についての説明を少しします。最初は奈良や平安時代に、遣唐使や留学僧によって伝えられ、貴重な飲料でした。その後鎌倉時代頃には、茶の専門書「喫茶養生記」を著し良薬として茶を紹介し、京都栂尾の高山寺に茶を植え広めました。さらに伊勢、伊賀、駿河、武蔵でも栽培され、南北朝時代になると「闘茶」が行われました。安土桃山時代になると、千利休(1522~1591)らによって「茶の湯」が完成し、豪商 や武士たちに浸透していきました。江戸時代では一般庶民にもお茶が浸透して、18世紀後半以降、全国の茶園に広がり、日本茶の主流となっていきました。宇治田原郷で、優良な煎茶の製法を編み出し、「宇治製法」と呼ばれ、1835年、山本嘉兵衛により玉露の製法が生み出されたといいます。明治時代は、アメリカを中心に重要な輸出品として茶が輸出されました。明治中期まで、花形輸出品として発展してきた日本茶も、インド、セイロン紅茶の台頭で、輸出は衰退していきました。